店主の独り言

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2023.06.25
『今密かな人気のシードルから、当店お勧めの逸品をご紹介します』

店主の独り言

お酒の学校・ワイン編

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

今日は、近年人気が高まっているリンゴのスパークリングワイン『シードル（サイダー）』をご案内したいと思います。爽やかなリンゴの香りと上品な後口の酸味が心地よい『シードル』は、今の時期の飲み物としてとってもお勧めです！ちなみに、イギリスやアメリカでは、『サイダー』と呼ばれています。日本でサイダーというと、三ツ矢サイダーのような清涼飲料水を思い浮かべてしまうかもしれませんが、れっきとしたお酒です(笑)

現在当店では、イギリスやアメリカなど海外の物を始め、国内で造られたシードルを取り扱っています。そこで今日は、これからシードルを飲んでみようかなぁ~と思っている方に当店お勧めのシードルをご紹介したいと思います。

まず初めにご紹介するのは、フルーツ大国『長野県』の中でも南信州の伊那市で、リンゴや洋ナシを使ったお酒を醸造しているカモシカシードル醸造所さんです。カモシカシードル醸造所さんは、全国的なシードルコンテストの『フジ・シードルチャレンジ』で三年連続受賞されるなど、シードル通の間でも評判の本格的な味わいが魅力です。

『農家のシードル』とラベルにも記載されているように、醸造所に隣接する畑では20種類のシードル用リンゴを栽培しています。蔵元では、瓶内一次発酵の甘口シードルや二次発酵の甘口と辛口のシードルを造っており、シードル通の方からも高い評価を得ています。特に、香りと味わいのバランスがとてもよく、飲むたびにその品質の高さを実感しています。

普段からスパークリングワインを飲んでいる方にはもう少しお酒っぽいアルコール度数７％の『瓶内二次発酵・甘口』がお勧めです。清涼感のあるガス感と柔らかなリンゴの甘みが楽しめます。また『瓶内二次発酵・辛口』は、シードル好きの方に是非、味わって頂きたい逸品です！沸き上がるガスと共に広がる爽やかなリンゴの香り、キレのある上品な酸味と旨味が楽しめる逸品です。

でも、いきなり、フルボトルで飲むのは躊躇してしまう・・・という方には、ハーフサイズもご用意していますので、ご利用ください。また、長野県産の洋ナシで造った『ポワレ』は、滅多にお目にかかることのできないレアキャラですので、この機会にお試しください。

他にも、岩手のベアレン醸造所さんが造る『ゆずシードル』は、岩手のりんごを100%使用したシードルに国産のゆず果汁をブレンドした自信作です。ゆず果汁を加えることで、りんごの酸味にほんのり果実の甘味とまろやかさがプラスされます。ドライな後口は食事ともよく合います。りんごとゆずの果実味溢れるフレッシュでフルーティーな味わいをお楽しみください。

そして、普通のシードル（サイダー）では物足りない・・、と言う方にお勧めの逸品が、アメリカで人気の高いクラフトサイダーメーカー『エースサイダー』から届いた創業30周年を記念して造られたプレミアム・クラフトサイダー『エースブラックジャック21/30周年記念酒』です。

『エースブラックジャック21/30周年記念酒』は、地元カリフォルニア州ソノマ郡のセバストポルで収穫された『Gravenstein』という品種のリンゴで醸した原酒をシャルドネのオーク樽で熟成させてから瓶詰めした逸品です。一般的なサイダーとは一線を画す味わいに仕上がっており、その味わいはまるで上質なスパークリングワインを飲んでいるかのようです。ほのかに香るリンゴの爽やかな酸味とキリリとした後口のキレの良さは、グリル野菜やスープ、パスタなど幅広い料理に合います。

最後に、もっと気軽に楽しみたいなぁ~、と言う方にお勧めなのが、ドクロマークがトレードマークの『アーバンオーチャードサイダー』です。皮ごとすりおろしたようなリンゴのフレッシュな香りと甘酸っぱいリンゴの味わいが口の中で弾け、後口には爽やかな白ワインのような切れ味が楽しめます。甘みと酸味のバランスが素晴らしく、ずっと飲んでいられるサイダーです。ラベルデザインの中にトレードマークのドクロが隠れていますので探してみてはいかがでしょうか？