- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
今日は、当店でも大人気の国産ウイスキー『岩井トラディッション』の超限定品『岩井トラディション ワインカスク フィニッシュ』が入荷してきたのでご紹介したいと思います。
最近では、国産ウイスキー人気を受けて、一部の商品は入手困難や高額になり、普段の晩酌で飲むには高嶺の花になっています。ウイスキーを愛する者としてはとても残念に感じています。そんな中、当店ではコスパ抜群で本格的な味わいが楽しめる国産ウイスキー『岩井トラディッション』を、ウイスキーファンの方へご紹介しています。
本日ご紹介する『岩井トラディション ワインカスク フィニッシュ』は、年に二回だけ発売される限定品で、出荷数量が少ないため、幻の岩井トラディッションとも言われています!通常の『岩井トラディション』を、山梨県にあるマルス・ワイナリーの「赤ワイン」に使用した樽に入れて一年以上追加熟成(フィニシュ)したブレンデッドウイスキーです。上品で柔らかな口当たりに、ワイン樽から生み出される甘いバニラ香が調和し、赤ワインのタンニンとうまみが味わいのトーンにほどよく厚みをもたらす逸品に仕上げています。入荷数量に限りがあるため、品切れの際はご容赦願います。
ところで、現在国内にはどのくらいの蒸溜所があるかご存知でしょうか?昨今のウイスキーブームの影響もあってか、規模の小さなクラフト蒸溜所(ウイスキー、ジン、スピリッツ)を含めると、ナント、日本のウイスキー蒸留所は2023年6月現在で77ヵ所以上もの施設があります。北は北海道から南は沖縄まで、このままでは全ての都道府県にできてしまうのではないか・・・?と思われる勢いで、今もなお増え続けています。
その中でも、『岩井トラディッション』を造るマルスウイスキーさんは、長野県の駒ヶ根市でウイスキー造りを行っている老舗の国産ウイスキーメーカーで、代表銘柄は『駒ヶ岳』です。現在は、屋久島の貯蔵庫や鹿児島の津貫にも新しい蒸溜所を建て、ウイスキー『津貫』をはじめ『和美人』等のボタニカルジンも造っています。
ちなみに『岩井トラディッション』の『岩井』とは、『岩井喜一郎さん』から命名されています。国産ウイスキー誕生の歴史を描いたNHKの朝ドラ『マッサン』の中では、意地悪な専務さんの役どころでしたが、実はマッサン(竹鶴政孝)をスコットランドに送り出した方で、影の立役者です!
その『岩井喜一郎さん』が後に技術指導して造ったウイスキーが、今のマルスウイスキーという訳で、その『岩井さん』に敬意をはらい、造り上げたブレンデッドウイスキーに『岩井トラディッション』と命名しました。ざっくりとした説明となってしまいましたが、詳しくお知りになりたい方は店内にてご説明しますので、是非ご来店下さい。
『岩井トラディッション』にストレートに少量の水を加えてみると、芳醇な樽の香りとバニラのような甘い香りが立ち上ってきます。なめらかな舌触りの後に、上品で力強いコクと旨味が広がり、スッキリとした後口が、また次の一口を求めてしまいます。様々な料理との相性も良く、オンザロック、水割り、ハイボール、等、様々な飲み方でお楽しみください。国産ウイスキーを飲んでみようかなぁ~と、思っているあなたにお勧めの一本だと思います!
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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