店主の独り言

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2023.07.28
『真夏にワインを保管する時の注意点とは?』

『真夏にワインを保管する時の注意点とは?』

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ

 

皆様の中には、連日の猛暑で、もうすでに夏バテになってしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。エアコンのない部屋で過ごすなんて、考えられませんよね・・・。このような時期になると決まって多くなるご相談事の一つにお酒の自宅での保管方法なんです。一言にお酒と言っても、日本酒、ワイン、ウイスキー等沢山ありますが、今日はその中から『ワイン』について『これさえ守ればもう安心!ワイン管理の鉄則3か条』をお話ししたいと思います。

 

ワインは物凄くデリケートなお酒だと思われていますが、実は意外と強いお酒なんです。むしろ、日本酒の方が温度管理などに気をつけないと品質が変化し易いので、神経を使います。ワインを保存するうえで気をつけたいのは、『光』・『臭い』・『温度変化』の三つです。これらの事は、お酒全般に当てはまるのですが、特にワインにとってはとても大切で、これらのうち、どれか一つでも注意が欠けてしまうと、せっかくのワインが悲しいことになってしまいます。

 

まず『光』ですが、太陽の光や蛍光灯の紫外線は要注意です。白ワインなどは、『ロゼ化』と言ってピンク色に変色し、味わいも変わってしまいます。続いて『臭い』ですが、香りや臭いの強いもの(例えば、キムチとかニンニク等)と一緒に保管するとコルク栓などを通して臭いが移るとも言われていますので、同じところには保管しない方が良いと思います。特に、冷蔵庫内で保管する際には注意が必要です。

 

そして『温度変化』については、寒過ぎず、暑過ぎないところで、年間の温度変化の少ない所で保管してください。15度から25度くらいまでに抑えられれば最高のコンディションだと思います。よく言われる『湿度』に関しては、日本は湿気があるのでそれほど気にする必要はないと思います。

 

このような事を考えながら、ご自宅における最良の場所を探してみましょう!日が当たらなく静かで、臭いのきつい物がなく、温度変化の少ない所。例えば、床下の収納庫や押し入れ等などがあげられると思いますが、近年の夏の暑さを考えると、真夏の締め切ったエアコンの効いていない室内は優に30度を超える高温となりますので、夏場は短期間であれば冷蔵庫の方が安心かと思います。

 

ただし、冷蔵庫はモーターの振動と一緒に入っている食品の『臭い』があるため、長期保管には適しません。長期間に渡ってワインを保管する際には、やはり専用のワインセラーを使う事をお勧めいたします。以上のことをご参考にされて、ご自宅でワインをお楽しみください。

 

 

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

 

 

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