- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
今日は愛媛県の成龍酒造さんから届いた二種類の『ひやおろし』をご紹介したいと思います! (成龍さんでは、秋のお酒を『秋あがり』と呼んでいます。どちらも同じ意味です)
成龍酒造さんについてはすでに何度もブログでご紹介しているように、営業担当のお兄さんと造り専門の弟さん、そしてベテランの杜氏さんで酒造りをされています。中でも蔵元が今一番力を入れているのが地元産の米『松山三井』と『しずく媛』を使って醸したお酒で、本日ご紹介する2種類の『秋あがり』もその一つです。
まず初めにご紹介するのは同じタンクのお酒を四季ごとに出荷する『切り絵シリーズ』の秋バージョン『しずく媛(精米歩合60%)』で醸した『賀儀屋・月見純米』です。お酒の成長を舌で感じることができる逸品です!甘く爽やかな香りと優しい甘味に穏やかな酸味をバランスよくまとめました。
今回は、次世代杜氏の首藤敏孝さんが醸造を担当しました。蔵元曰く、闇夜を優しく照らす月の光のような円熟の旨味が広がる秋上がりの酒になっています。9月29日の『中秋の名月』まで、まだ日がありますが、お月見をしながら月見純米で一杯!一足早い月見酒をお楽しみください。
続いてご紹介するのは、優しい旨味と力強いコクを併せ持つ、飲み応えのある味わいが持ち味の『賀儀屋・純米原酒秋上がり限定熟成〜秋の夕暮れ〜』です。『松山三井(精米歩合60%)』と愛媛酵母『EK-1』で醸した無濾過の原酒を蔵元内の冷蔵庫にて熟成させた逸品です。アルコールの高さを感じさせないまろやかな味わいは、さすが!賀儀屋さん、と言った所ですね。
ちなみに、原料米の『松山三井』は、大分県発祥の『大分三井』と『近畿25号』を交配し、昭和28年に愛媛県で誕生したお米で、酒造り以外にも飯米として地元の方々に親しまれている郷土の味わいです。
今日は『情熱溢れる蔵元』が造る2種類の『秋あがり』をご紹介させていただきました。旬の味覚とともに秋の夕暮れをお楽しみください。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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