店主の独り言

blog

2023.08.27
『宮城県の川敬商店さんが造る黄金澤をご紹介します』

店主の独り言

お酒の学校・日本酒編

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

夏休み最後の週末は、台風の影響から変わりやすい天気となっていますので、海や山へお出かけの際はお気を付けください。お盆明けから入荷が始まった今年のひやおろしですが、少しずつ冷蔵庫の中が秋らしい風景に変わり、オレンジや茶色など落ち着いた色合いのラベルが多くなってきました。

そこで今日は、宮城県の川敬商店さんから届いた『黄金澤』のひやおろしをご紹介したいと思います。現在は、一人娘の川名由倫さんが蔵を継ぎ、『黄金澤』の代名詞ともいえる伝統の山廃仕込みを主体とした酒造りを行っています。女性ならではの軽やかな口当たりと芯が通った味わいに仕上がっています

当店でも根強いファンの多い『黄金澤・山廃純米原酒ひやおろし』ですが、今年から『ひやおろし』と書かれた肩張りが無くなりましたので、お買い求めの際はお気を付けください。宮城県産の『ひとめぼれ（精米歩合60%）』で醸したこの酒は、完熟した果実を思わせるまろやかな香りと滑らかな喉越しが楽しめます。

蔵元曰く、一滴一滴にお米の旨味が凝縮され、キレの良いバランスの取れた味わいの軽快で綺麗なタイプのひやおろしとなっているそうです。また、芳醇な旨味と山廃らしい酸がしっかりとボディを支え、幅広い温度帯でお楽しみいただけます。秋の味覚と共にお楽しみください。

合わせて、今や黄金澤さんの代名詞となりつつある、ハートマークとラインストーンをあしらったラベルの『黄金澤・純米吟醸　HITOMEBORE』はいかがでしょうか？思わず手に取ってしまう方が多い、人気商品です！宮城県産の『ひとめぼれ（精米歩合50％）』で醸したアルコール度数15度の原酒ですが、スッキリとした爽やかな飲み口が楽しめます。グラスに注いだ瞬間から華やかな果実の香りが広がり、上品で綺麗な甘みと旨味が優しく広がる贅沢な逸品です。暑さで火照った身体を優しく癒してくれることでしょう。

姉妹品の『黄金澤・純米吟醸　HITOMEBORE Brut』は、暑い日でも軽やかに味わえるようにと醸造したもので、マスカットのような香りと小気味よい酸味が爽やかな後口のキレを演出してくれます。Brut(辛口)の中にも黄金澤らしいお米の旨味が感じられます。どちらの商品も透明瓶を使用している為、日光が当たる場所や蛍光灯の光が当たるところを避けて保管してください。

最後に、花火の後の夜空のような、ほのかな優しさが感じられる味わいの『黄金澤・山廃純米原酒・玉響（たまゆら）』はいかがでしょうか？宮城県産米（精米歩合60％）を山廃仕込みで醸した純米酒の原酒で、上品で綺麗な飲み口の中に、柔らかなお米の旨味が広がり、ほのかな甘さが広がります。