店主の独り言

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2023.11.21
『注目の国産シードル、カモシカシードルから新作が登場しました』

店主の独り言

お酒の学校・ワイン編

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

今日はフルーツ大国『長野県』の中でも南信州の伊那市にあるカモシカシードル醸造所さんから届いた今巷で話題の『純国産シードル』をご紹介したいと思います！シードルとは、リンゴを原料として造られたスパークリングワインの事で、ぶどうで造られたものと比べて、酸味が穏やかで飲んだ時の後口がとても爽やかなので、食事との相性も抜群です。

カモシカシードル醸造所さんでは、リンゴや洋ナシを使ったお酒を醸造しており、シードル通の間でも評判の本格的な味わいが魅力です。そして、令和5年11月10日に開催された全国的なシードルコンテスト『第7回フジ・シードルチャレンジ2023』において、見事5アイテム入賞いたしました！

また、『農家のシードル』とラベルにも記載されているように、醸造所に隣接する畑では20種類のシードル用リンゴを栽培しています。蔵元では、瓶内一次発酵の甘口シードルや二次発酵の甘口と辛口のシードルを造っており、シードル通の方からも高い評価を得ています。

現在、店頭には、フルボトル5種類とハーフボトル2種類を取り揃えています。一番人気は、なんと言っても『瓶内二次発酵の辛口タイプ』の物で、華やかなリンゴの香りと上品な酸味がシュワシュワとしたガスと共に口の中に広がります。普段からシードルを飲みつけているファンの方からの評判が高い本格派の逸品です！試しに飲んでみたいと言う方のために、ハーフサイズ（375ml）もご用意しています！

そして、ワインやスパークリングワインは飲んでいるけど、シードルを飲むのは初めて・・・、と言う方には、『瓶内二次発酵の甘口タイプ』がお勧めです！リンゴの香りやガス感の強さは辛口タイプと同じですが、後口のコクと甘味があるので、より一層シードルの味わいを感じられます。

それでは、今回新登場となった2つの新作シードルをご紹介したいと思います！

まず初めにご紹介するのは、カモシカシードル醸造所とノルウェーのアルデサイダーのオラフ氏とコラボした『グローバル・サイダー・コネクトSOLVEIGS 辛口 2022』です。オラフ氏とミーティングを重ね、日本の「ふじ」を使ってノルウェーでの造り方を参考に醸造しました。主発酵にイギリス原産のエール酵母を使用し、フルーティな香りの中にエール酵母由来のエステル香が感じられるシードルです。ラベルは、ノルウェーとのコラボを記念し、ノルウェーの作曲家グリーグの「ペールギュント」の中の「ソルヴェイグの歌」をモチーフにしています。

Global Cider Connect（グローバル・サイダー・コネクト）通称：GCCは、南信州シードルツーリズム推進事業の支援とin Cider Japanのコーディネートによって発足された、cider（シードル）を通して世界と日本を繋ぐプロジェクトです。2019年にスタートを切り、2020年10月に正式にキックオフされた、世界初の6ヵ国同時cider醸造コラボレーションです。

続いてご紹介するのは、黄金の発酵タンクと言う意味の『キュベドール辛口　2022』です。3種類のリンゴ、「ジョナゴールド」、「秋映」、「千ちゃん」を使用し、ＡＷＲＩ1503酵母を使って醸造主任の中川琢夫氏が酒質設計と管理をしたフルーティな香りが魅力のシードルです。『第7回フジ・シードルチャレンジ2023』では「BRONZE」を受賞しました。

最後にご紹介するのは、洋ナシで醸した『カモシカシードル・ポワレ』です。非常に生産量が少ない為、毎年あっという間に売り切れてしまう人気商品です。シャープで清涼感のある軽やかなガス感とほのかな甘み、上品な酸味、ブドウやリンゴとはまた一味も二味も違う美味しさが感じられます。洋ナシはちょっと苦手という方も、これを飲めばイメージが変わるかもしれませんね～。