- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
近年の国産ウイスキー人気を受けて、一部の商品は入手困難や高額になり、普段の晩酌で飲むには高嶺の花になっています。昨年暮れには、サントリーとニッカが4月からの値上げを発表し衝撃を受けた方も多いと思います。さらに、来月にはデュワーズをはじめとした輸入ウイスキーの値上げも予定されており、ますますウイスキーが高嶺の花になってしまいますね。
そこで今日は、ウイスキーファンの方へ、コスパ抜群で本格的な味わいが楽しめる当店一押しの国産ウイスキー『岩井トラディッション』をご紹介したいと思います。今まででも十分なほどコストパフォーマンスに優れていましたが、今回の各社による値上げでさらにコスパ抜群の商品となっています。
ところで、現在国内にはどのくらいの蒸溜所があるかご存知でしょうか?昨今のウイスキーブームの影響もあってか、規模の小さなクラフト蒸溜所(ウイスキー、ジン、スピリッツ)を含めると、ナント、40軒以上もの施設があり、北は北海道から南は沖縄まで、このままでは全ての都道府県にできてしまうのではないか・・・?と思われる勢いで今もなお増え続けています。
その中でも、『岩井トラディッション』を造るマルスウイスキーさんは、長野県の駒ヶ根市でウイスキー造りを行っている老舗の国産ウイスキーメーカーなんですよ。代表銘柄は『駒ヶ岳』です。現在は、鹿児島の津貫にも新しい蒸溜所を建て、ウイスキー『津貫』をはじめ『和美人』等のボタニカルジンも造っています。
ちなみに『岩井トラディッション』の『岩井』とは、『岩井喜一郎さん』から命名されています。国産ウイスキー誕生の歴史を描いたNHKの朝ドラ『マッサン』の中では、意地悪な専務さんの役どころでしたが、実はマッサン(竹鶴政孝)をスコットランドに送り出した方で、影の立役者でもあるんです!
その『岩井喜一郎さん』が後に技術指導して造ったウイスキーが、今のマルスウイスキーという訳で、その『岩井さん』に敬意をはらい造り上げたブレンデッドウイスキーがこの『岩井トラディッション』なのです。ざっくりとした説明となってしまいましたが、詳しくお知りになりたい方は店内にてご説明しますので、是非ご来店下さい。
グラスに注いだ岩井トラディッションに少量の水を加えてみると、芳醇な樽の香りとバニラのような甘い香りが立ち上ってきます。なめらかな舌触りの後に、上品で力強いコクと旨味が広がり、スッキリとした後口が、また次の一口を求めてしまいます。
様々な料理との相性も良く、オンザロック、水割り、ハイボール、等、様々な飲み方でお楽しみください。国産ウイスキーを飲んでみようかなぁ~と、思っているあなたにお勧めの一本だと思います!
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
『本格的な丸氷が自宅で簡単に作れます』
liquor-shop-kinase.co.jp/2019/05/
お酒のワンダーランドを目指しています!』
liquor-shop-kinase.co.jp/2015/08/08/201508-article_8-html/
『新しいお酒のファンの芽が出始めました!』
liquor-shop-kinase.co.jp/2017/01/09/201701-article_9-html/
『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/2015/05/25/201505-article_3-html/