- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
今週は底冷えする寒さが続きますが、日本酒の蔵元様からは新年初のお酒が続々と入荷してきており、スカスカだった日本酒冷蔵庫の中も少しずつ華やいできました。一般には小寒(1/6から1/19)から大寒(1/20〜2/3)までが一年で一番寒い時期と言われており、我が家でもホットカーペットや石油ファンヒーターが毎日活躍しています。このように寒い日が続くと、お燗酒を買い求める方が多くなってきます。
そして、御来店いただいたお客様には、お燗する温度帯に応じてお酒をお勧めするようにしていて、大きく『人肌燗(35度位)』『ぬる燗(40度位)』『熱燗(50度位)』の三つに分けてご案内しています。お燗酒と一言でまとめることなく、お酒の特徴と最適な温度帯を把握することで、より一層美味しく楽しんでもらえると思っています。
お燗酒を作る方法は色々とありますが、一番簡単なのは電子レンジを使う方法です。自分の使っている電子レンジならば、何秒で温まるかを調べておけば、いつでも同じ温度のお燗酒を作ることができると言う訳です。しかし、それではなんか味気ない!『やはり、お燗酒は、徳利で湯煎して作るのが美味しいんですよね!』と言われる方も多いかと思います。
そこで今日は、徳利で湯煎して美味しいお燗酒を作るのは難しく、長年の経験が必要だと思っている方に、簡単にできるお燗酒の温度の計り方をご紹介したいと思います。まず初めに、徳利にお酒を入れる際には、口切一杯入れないでください。温まってお酒が膨張し徳利からこぼれてしまいます。
次に、鍋ややかんにお湯を沸かし、火から下ろして徳利が肩まで浸かる様に入れてしばし待ちます。この時のポイントは、必ず火からおろして、肩まで漬けることです!
そして、お燗の具合を確かめます。徳利のお燗具合を確かめるときには、『徳利の底を触って確かめます』徳利の底に手のひらを当てて触れられるくらいが『熱燗(約50度)』なので、それを目安に、お好みのお燗の温度を見つけて下さい。そうすることで、徳利の中に温度計を差し込まずとも、粋にお燗の具合を確かめることができます。
お燗酒がますます美味しくなるこれからの季節、手のひら温度計を使って、美味しいお燗酒をお楽しみください!
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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