- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
今日は、初日の出や初詣で賑わいを見せた大洗町にある月の井酒造店さんから届いたしぼりたて新酒第一弾『月の井・純米 無濾過生原酒』と、祝酒の決定版『月の井・純米吟醸めでたい』をご紹介したいと思います!
社名にもなっている『月の井』は、1865年の創業以来、月の井酒造店を代表する銘柄です。地元の大洗町では、漁舟の出舟、入舟に欠かせない祝い酒として愛飲され、この酒を飲みながら歌われたのが磯節だそうです。まさに、海の男たちに愛されたお酒なんですよ!
本日ご紹介するお酒は、2023BYの新酒第一弾となるしぼりたて新酒です。茨城県産の酒造好適米『ひたち錦(精米歩合65%)で醸した純米酒を一切の濾過や熱処理をすることなく瓶詰めした、出来立てほやほやのお酒です。
酒造りの現場では、『ひたち錦』は米が硬く味わいが出しにくいと言われていますが、月の井酒造店さんでは、独自の麹造りと醪の発酵が合わさり、適度な味わいとキレの良い味わいを醸し出しています。また、20度と言うアルコール度数の高さも旨味に感じるほどバランスの良いお酒に仕上がっています。
蔵元曰く『ひたち錦』でここまで味が出せるとは・・・と、ついそんな言葉が出てきそうな逸品に仕上がっているそうです。口に含んだ時の芳醇な味わいと後口の軽快な飲み心地がついついもう一杯!と言ってしまいます。オンザロックから熱燗まで楽しめるオールラウンドプレイヤーですよ。
続いてご紹介するのは、『活力と縁起の良さ』をテーマにした当店のオリジナル日本酒『月の井・純米吟醸 めでたい』です。蔵元のある大洗の海にちなんで『大漁旗』をイメージした明るいデザインで、真ん中で舞い踊る鯛からお酒の名前を『めでたい』と命名しました。スッキリとした飲み口の中にも、しっかりとした米のコクと旨味が感じられる逸品です。こちらのお酒も、冷やからお燗まで楽しめます。
今日は、月の井酒造店さんから届いたしぼりたて新酒と祝酒めでたい、をご紹介させていただきました。石川杜氏曰く、『月の井のお酒は、アルコール度数や日本酒度、酸度と言った酒質の数値でははかりうることのできない、奥深い味わいが楽しめる仕上がりとなっています』との事。ですので、この機会に、月の井酒造店さん渾身の一滴をご堪能下さい。また、お燗にすると一味違う魅力が楽しめるので、こちらもお試しください。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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