店主の独り言

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2024.02.26
『国産クラフトジンの人気が高くなっています』

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『国産クラフトジンの人気が高くなっています』

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ

 

爽やかな香りとスッキリとした飲み口で、近年人気が高くなっているクラフトジンですが、テレビCMの影響からか飲食店のメニューでも度々目にするようになってきました。私の所でも、現在10種類の国産クラフトジンを取り揃えており、女性のお客様からも好評を得ています。

 

そこで今日は、国産メーカーが造る『ジン』についてお話ししたいと思います。え?ジンって外国のお酒ですよね・・・、と、お思いの方も多いと思いますが、実は最近になって日本国内においてもジンが造られるようになり、外国産のジンとは違った価値を生み出し、新しい進化を見せているんです。

 

ところで、皆さんは『ジン』って、どんなお酒かご存知でしょうか?テキーラ・ラム・ウォッカとともに並ぶ四大スピリッツの一つで、大麦、じゃがいも、ライ麦などを原料に造られる蒸留酒を『ねずの実(ジュニパーベリー)』をはじめとした香草と一緒に再度蒸留して造られます。色は透明で、アルコール度数は40度前後と高く、香りのクセが強いために、好みがはっきり分かれるお酒でもあります。

 

古くはオランダで薬用酒として生まれた後に、一般にも広まり、オランダの貴族オレンジ公ウィリアムがイギリス国王に迎え入れられた時にイギリスに広まったとされ、今では、『ロンドン・ドライジン』というイギリス風のジンが主流になっていて、皆さんがご存知の、ゴードンジン、ギルビージン、ビフィータージン、などが、それにあたります。

 

ジンは、ジントニックなどのカクテルに使うお酒だと思っている方が多いと思いますが、今注目の国産ジンの特長は、ジンの中でも香りに特徴のある『ボタニカル・ジン』またの名を『フレーバード・ジン』と言われるものを、日本独特の香りでアレンジしたところにあります。蔵元ならではの郷土色を前面に出した香りと味わいは、外国産のジンとは一線を画し、日本人にも馴染みのある、どこか懐かしい香りを醸し出しています。

 

そして、クラフトジン(ボタニカルジン・フレーバードジン)最大の魅力が、造り手によって変わる香りです。その香りを楽しむ飲み方というのが、オンザロックやトワイスアップ(ジンと水を11で割る)等のように、そのまま味わう飲み方です。

 

また、代表的なカクテル『ジントニック』のように、トニックウォーターで割ることでその華やかな香りと清涼感を楽しむことができます!トニックウォーターが無い時には、ソーダ(炭酸水)で割っても問題ありませんよ~。レモンやライムなどの柑橘系を加えると、さらに香りが華やかになります。旬のフルーツを使ったオリジナルカクテルもお勧めです!

 

 

数ある商品の中から、地元茨城県の来福酒造さんが造るクラフトジン『RAIFUKU GIN Aromage~アロマージュ』をご紹介したいと思います。お洒落な香水の瓶を思わせるパッケージは、さすが!来福さんですね。原料には、福来(ふくれ)みかんをはじめとした、茨城県を代表する農作物がふんだんに使用されております。ボタニカルごとにそれぞれ蒸留した後にブレンドすることで、華やかで複雑な香りとキレのある斬新な味わいに仕上がっています。

 

今や世界中で飲まれているジンですが、郷土の植物を生かした風味を感じることができる日本の蔵元が造る新しい『和風ジン』は、新たなジンの魅力を広げてくれると思います。さわやかな柑橘系のジンを炭酸で割って飲めば、疲れた身体に活力がみなぎってきそうですねぇ~()

 

 

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

 

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お酒のワンダーランドを目指しています!』

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