店主の独り言

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2024.06.02
『日本酒に賞味期限や消費期限はありません』

『日本酒に賞味期限や消費期限はありません』

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ

 

6月になり、蒸し暑い日が多くなってきました。今年の夏は猛暑になるという事で、私の所でも店内のエアコンを新調しました!これで、店内のお酒たちも快適な状態で居られると思います。他にも、ショーウインドウのブラインドなど、暑熱対策には余念がありません。

 

日本酒の世界でも、夏酒の入荷が最盛期を迎え、春物から夏物への切り替えで、店内の日本酒冷蔵庫も衣替えの真最中です() またこの時期は、気温の上昇に伴って、お酒の保存場所、保存方法に悩まれるお客様が増えてきます。冬の間でしたら、『生』の酒も冷蔵庫に入れなくても、陽の当らない寒い所に置いておけたのですが、外気温が25度を超えようになったら、火入れのお酒も冷蔵保存が必要になってきます。

そして、もう一つお問い合わせが多いのが『開栓したら、どのくらいで飲み切れば良いですか?』などと言った、『日本酒の賞味期限』についてです!よく、『お酒に賞味期限ってあるのですか?』というようなご質問もよく頂きますが、食料品と違って、そもそも日本酒に賞味期限はありません。

 

そこで今日は、お酒の栓を開けてから飲み切るまでの期間についてお話ししたいと思います。皆様が良く勘違いされる、瓶に印字されている日付は、瓶詰された日、または酒蔵を出荷した日で、賞味期限や消費期限ではありませんので、お間違え無く。

 

しかし、お酒には様々なタイプや種類のものがあり、それらの種類によって、それぞれ飲み切るまでのお勧めの期間が変わってきます。一般的にはお酒の栓を開けたら、冷蔵庫に保存し12週間くらいで飲み切るのが良いでしょう!

 

その時に注意したいのが、瓶の中のお酒の残量です。お酒が減った分、瓶の中には空気が入り、お酒が酸化して味わいが変わってしまいます。お酒の残量が半分以下になると酸化のスピードが速まるので、その際は、容量の小さな容器に移し替えるなどして、お酒の酸化を防ぐのをお勧めします。また、『にごり酒』や『おりがらみ』のお酒は、濁った部分が多いほど味わいの変化が速くなります。つまり、にごりの多い物ほど早めに飲み切る必要があります。

 

他にも、新酒の時期等は、むしろゆっくりと飲み進めることで、味わいが良くなることもありますので、あくまでも一つの目安としてお考えください。私も常日頃から、『最初の一口から最後の一滴まで美味しく飲んでいただきたい』と思って接客していますので、お客様一人一人に対して、お求めいただいたお酒の飲み方や楽しみ方、等のご説明を出来る限りさせて頂いています。何か不安なことがございましたら、お気軽にお声がけください。

 

 

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今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

 

 

 

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