店主の独り言

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2024.06.16
『ベアレン醸造所さんと京都醸造所さんから新作ビールが入荷しました』

店主の独り言

クラフトビール

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

昨日に引き続き、今日も真夏のような暑さとなり、ビールが美味しく感じられるでしょう！そこで今日は、今注目の国産クラフトビールの中から、ベアレン醸造所さんと京都醸造所さんから届いた新作ビールをご紹介したいと思います。ビール片手に、出かけてみてはいかがでしょうか・・・？

まず初めにご紹介するのは、岩手県盛岡市北山にあるベアレン醸造所さんから届いた新作ラードラーとライ麦のビールです！ドイツ南部の街からヴィンテージな設備を買い付け、ドイツスタイルのビールを中心に個性豊かな商品を生み出しています。

ラードラーとは、ビールの本場ドイツで生まれた本格フルーツビールで、夏場を中心に飲まれる、自転車乗りの異名を持つビールのレモネード割りです。アルコール度数2.5％と低く、爽やかな酸味と軽やかなガス感が楽しめます。

円やかな酸味が特徴の『かぼすラードラー』は、大分県産の『かぼす果汁』を使用した創造性溢れる逸品です。フレッシュな『かぼす果汁』を加えた新感覚の一杯は、青々しさや渋みが味に複雑さを与え、レモンラードラ―とは一味違った仕上がりです。夏に美味しい、清涼感たっぷりの味わいをお楽しみください。

もう一つは、幻のビールと言われる『ライ麦ビール』です！ライ麦ビールはドイツ南部の伝統的なスタイルでロッゲンと呼ばれていますが、ビール造りが難しく本場ドイツでも造るところが少なくなっているそうです。ベアレンさんでは初代マイスターのレシピをもとに造っており、人気の季節ビールとなっています。フルーティな香り、スッキリとした喉ごし、芳醇な旨味をお楽しみください。

続いてご紹介するのは、日本の大人気観光名所でもある京都で造られている『京都醸造所さん』の旬のクラフトビールです。2015年の開業後、個性的な味わいのビールを次々と発売し、今では人気ブルワリーの一つとなっています。本日ご紹介する3種類のビールも造り手の遊び心がたっぷりと詰め込まれえた逸品となっていますので、この機会に是非、お試しください。

ホップのジューシーさとモルトの味わいに焦点を当てた夏のIPA『夏の気まぐれ』は、このシリーズの名の通り、毎年各季節、それぞれにレシピを変えてIPAを造っています。『夏の気まぐれ2024』は、柑橘＆トロピカルなホップと軽やかなモルトの味わいに焦点を当てた飲み飽きしない味わいです！

2024年バージョンは例年に続き小麦フレークのやわらかなボディや柑橘感はそのままに昨年に比べ八朔や文旦を思わせる香りが心地よく、ホップはStrataやMosaicのCryoを使用したことによってほのかに核果実系のトロピカルさを感じる仕上がりです。

続いてご紹介するのは、毬一族シリーズの新作『毬佳（まりか）』です！スパークリングワインに着想を得たこのビールは、NZホップを使う事でベリーやブドウのような香りを醸し出しています。それでいてスッキリとした飲み口とベルギー酵母の深い味わいとをあわせ持ったベルジャンIPAです。

最後にご紹介するのは、巨峰と赤ぶどう果汁の瑞々しい甘みや香りが美味しい、フルーツサワービール『玉　巨峰ブレンド』です。大量に使ったぶどう果汁の味わいと香りに、ワインとは異なる印象的な風味を演出しています。果実味を感じさせるワインのような、いや、それ以上にぶどう感溢れる京都醸造自慢のサワーエール『玉』を、ぜひお楽しみください！