- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
早いもので、6月も今日で終わり、いよいよ明日から7月になります!今年の梅雨は、真夏のような暑さになったかと思ったら、雹や雷、豪雨という荒れた天気が多く、すでに梅雨明けを望む声が聞こえ始めています。
そして明日7月1日は、待ちに待った?『壱岐焼酎の日』を迎えます。10月1日の『日本酒の日』や11月1日の『本格焼酎&泡盛の日』等は知られていますが、『壱岐焼酎の日』の知名度はいまひとつなんですよね・・・。それでも、以前に水戸駅南口の『立ち飲み きなせ』で、壱岐の島とオンラインで一斉乾杯のイベントを開催させていただき、それがきっかけで、壱岐焼酎を飲む方が多くなったように感じます。
玄界灘に浮かぶ壱岐の島は、多くの史跡が多いことで知られていますが、日本の麦焼酎発祥の地としても有名です。壱岐の島で造られている麦焼酎は、麦2:米1の割合等が定められており、厳格な基準の元、壱岐の島で造られた酒だけが『壱岐焼酎』と名乗ることができます。その結果,スコッチやコニャック、ボルドーなどと同様に『WTO』のトリプス協定に認められました。その認められた7月1日を『壱岐焼酎の日』としています!
壱岐の島は、実際に行ってみると米や麦、壱岐牛にウニやマグロなど山海の恵みがとても豊かな所です。現在、壱岐の島には7つの蔵元様があり、私の店では『天の川酒造さん』と『壱岐の蔵酒造さん』が造る5種類の壱岐焼酎を取り揃えています。
天の川酒造さんは社長兼杜氏でもある西川さんが、ほとんどお一人で麦焼酎造りを行い、麦の香りと味わいがしっかりとお酒に残る常圧蒸留にこだわり、タンクや樽などを駆使し、様々な味わいの焼酎を生み出しています。本格焼酎の中でも長期熟成する事で旨味が増して美味しくなるといわれているのが麦焼酎です。壱岐の島の中でも『本格派の熟成焼酎』の蔵として知られています。
蔵元の代表銘柄は蔵元名にもなっている『天の川』なんですが、もう一つ、蔵元こだわりの商品が蔵元の創業者でもある『西川卯八』さんの名前から命名された『天の川・卯八(うはち)』です。
『天の川・卯八』は、黒麹で仕込み、常圧蒸留した原酒を蔵元内の貯蔵庫で3年以上熟成させた商品で、これほどまでに手をかけているにも関わらず、お値段はとってもリーズナブルなんですよ!そこには、造り手でもある西川さんの『毎日飲んでも飲み飽きしない酒を造りたい』と言う思いが込められています。因みに、西川さんは一年を通して『お湯割り』で愛飲しているそうです。
続いてご紹介するのは、シェリー酒の樽を使った樽熟成の麦焼酎を造る壱岐の島酒造さんです。代表銘柄『無一物(むいちぶつ)』は、シェリー樽で5年以上熟成させた琥珀色に輝く麦焼酎で、上品な甘みと余韻の長いコクと旨味が楽しめます。他にも、全量壱岐の島産の原料で造った『放下著(ほうげじゃく)』や島の柚子を使った柚子リキュール等があります。
SDGsの取組の一環で造ったクラフトジン『JAPANESE IKI CRAFT GIN KAGURA 40度』は、壱岐焼酎に壱岐産のボタニカルを漬けた麦焼酎発祥の地、壱岐ならではのクラフトジンです。味の配合やボタニカルの選定には、壱岐リトリート海里村上の料理長とソムリエにもご協力いただいています。ボトルデザインには約700年近く受け継がれてきた伝統と歴史を持つ壱岐の神事芸能・神楽が描かれていますので、合わせてお楽しみください。
今日は、明日の『壱岐焼酎の日』に向けて、壱岐の島の壱岐焼酎をご紹介させていただきました。是非、お好みの壱岐焼酎を水割り、炭酸割り、トニック割り、パーシャルショットなどでお楽しみください。柔らかな飲み口と米の甘みがある壱岐焼酎は、どのような料理とも相性も良く、ついつい飲み過ぎてしまいます(笑)
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
また、ゆうパックでの発送も承っておりますので、お電話、メール等、お気軽にお問合せ下さい。
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