- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
暑くなってくると食べたくなるのが、鰻の蒲焼ですね。甘辛いタレの味に加えて、炭焼きの香ばしい香りに誰もが惹きつけられてしまいます。昔から滋養強壮に良いと言われて、土用の丑の日には欠かせませんね。かく言う私も大好きで、今年の『土用の丑の日』は7月24日ですが、先日一足早く鰻の蒲焼をいただきました。
土用の丑の日に、鰻を食べるようになったのには、諸説ありますが、水戸には昔から、なぜか鰻屋さんがとても多く、鰻の焼き方やタレの甘辛さで、お気に入りの鰻屋さんを選んでいる方も多くいるそうです。ちなみに、私の好みは、ふっくらと柔らかく焼いてあり、あまり濃くないたれの蒲焼が好きです。
また、活きたうなぎから調理するので、出来上がるまでに時間がかかるのが難点ですが、その分、実に様々な鰻を使った料理があって、酢の物のウザクや、卵で巻いたウマキ、白焼きや肝焼き、骨煎餅などは酒飲みの定番つまみです!その名残からか、水戸の料亭さんでは、鰻の蒲焼を提供するところが多いんです。
そこで今日は、今年の土用の丑の日(7/24)に鰻の蒲焼と一緒に飲んでいただきたいお勧めのワインを4種類ご紹介したいと思います!え~?鰻には日本酒じゃないんですか・・?と思われるかもしれませんが、実は、鰻の蒲焼には、赤ワインがとても良く合うんです!意外かもしれませんが、ワイン通の間では、うなぎと赤ワインの相性の良さは有名な話なんですよ(笑)
うなぎの成魚は砂泥質の川底に住むため、川の土の香りを持っています。赤ワインも熟成すればするほど枯れ草や腐葉土、湿った土の香りを持つようになります。そこで、土の香りを共通に持つ点で、互いに引き立てあい、絶妙な美味しさを醸し出してくれます。
特に脂の乗ったうなぎに良く合う赤ワインとしてお勧めしたいのが、『マスカット・ベリーA』というブドウ品種を使った赤ワインです。『マスカットベリーA』は、ブドウの特徴でもあるほのかな甘みと軽やかな酸味、そして渋みが少ないために、和食との相性が良く、私たちが大好きな醤油ベースの甘辛たれ、中でも『鰻の蒲焼き』と合わせると抜群に美味しくなるワインなんですよ~!柔らかな渋味とほのかな酸味が、ウナギの脂を綺麗に流し込んでくれます。軽やかな口当たりなので、少し冷やしていただくと、より爽快に楽しむことが出来ます。また、大きめのグラスに氷を入れたオンザロックで味わうのもお勧めです(笑)
『マスカットベリーA』で醸した当店お勧めのワインは次の4種類です!
イケダワイン・マスカットベリーA
ソレイユ・ルージュクサカベンヌ
アサヤ・花鳥風月ルージュ
マルス・スパークリング・ロゼ
今日は、鰻にお勧めのワインをご紹介させていただきました。しっかりとしたコクと旨味を持ちながら、スッキリとした味わいが楽しめるのが、このワイン最大の魅力でもあります!
今年の『土用の丑の日』には、是非お試しください。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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