店主の独り言

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2024.10.05
『山形県の磐城壽さんと広島県の本洲一さんから秋の限定酒が入荷しました』

『山形県の磐城壽さんと広島県の本洲一さんから秋の限定酒が入荷しました』

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ

 

今年のひやおろしシーズンも終盤戦を迎え、皆様にご紹介できるお酒も残りわずかとなってきました。そこで今日は、しっかりとした味わいで評判の高い、山形県の磐城壽(鈴木酒造店)さんから届いたひやおろしと、取り扱い1周年を迎える広島県の本洲一(梅田酒造)さんの秋あがりをご紹介したいと思います。

 

まず初めにご紹介するのは、今が旬の秋酒『磐城壽・純米原酒赤ラベル』です。地元産米と自社オリジナル酵母で醸した、柔らかい口当たりの旨口純米原酒です。肌寒くなってくるこれからの季節は、お燗で楽しまれる方も多い人気銘柄です!特に、人肌燗からぬる燗でいただくと、芳醇なコクと旨味がより一層楽しめます。四合瓶(720ml)サイズもありますので、まだ飲んだことのない方にも、是非味わっていただきたいと思います。

鈴木酒造店さんでは、東日本大震災以降、山形県の長井市と福島県の浪江町の二か所で酒造りを行なっており、それぞれの蔵から個性豊かなお酒を生み出しています。鈴木酒造店さんの代表銘柄と言えば、浪江時代から続く『磐城壽』で、ラベルの中央に大きく『壽』の文字が描かれています。

 

 

続いてご紹介するのは、昨年暮れからお付き合いを始めた当店では初めてとなる広島県産酒『本洲一(ほんしゅういち)』の蔵元、梅田酒造場さんから届いた季節限定酒『本洲一・純米・秋あがり』をご紹介したいと思います。本日ご紹介する秋のお酒をもって、ちょうど一年分のお酒をご紹介したことになります。現在では沢山のお客様に愛される人気銘柄に育ってきました。

 

本日ご紹介する秋季限定酒『本洲一・純米・秋あがり』は、広島県産『中生新千本(精米歩合80%)』と『広島令和1号酵母』で醸した蔵元自慢の逸品です。本洲一さんでは通常は全量瓶貯蔵で管理していますが、この商品だけは唯一、火入れ後に蔵内のタンクで熟成させたのちに二度目の火入れをしないで瓶詰めしています。青いバナナやメロンのような果実の香りの中にも、まろやかな旨味が感じられます。また、後口はスッキリとしているので様々な料理とも相性抜群ですよ~。これからの季節は、冷やからお燗まで様々な温度でお楽しみください!

梅田酒造場さんは、1916年に創業し年間の仕込み量はわずか200石と言う小規模の蔵元様で、酒米・酵母・仕込み水を地元産にこだわって酒造りが行われています。地元、広島県内でそのほとんどが消費されており、県外出荷は二割程だそうです。現在は、四代目社長のもと、杜氏の花田さんと共に二人の息子さんが蔵元を盛り上げています。蔵元の代表銘柄は『本洲一』で、軟水の特長を活かし、穏やかな香りの中にも旨味と味わいを持ち、なおかつ後口のキレの良いお酒を醸しています。

 

原料米には、地元産の酒米『八反錦』や『中生新千本』を使い、中でも広島県の酒造好適米『千本錦』は、親の山田錦の良さを生かしつつも、丈が短くより早く熟すなど、地元の風土に合うよう改良が施された広島独自の酒米です(2000年に県の奨励品種となっています)。酵母は、広島酵母の中でも、吟醸系の『広島1号酵母』や味わい系の『広島2号もみじ酵母』を中心に使っています。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

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今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

 

 

 

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