店主の独り言

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2024.10.09
『山梨県のマルスワイナリーさんから主力の赤ワインと白ワインが入荷しました』

店主の独り言

お酒の学校・ワイン編

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

昨日から気温がぐっと下がり、いよいよ秋本番ですね~。来月には『甲州ヌーヴォ』や『ボージョレ・ヌーヴォ』の解禁日を迎えるなど、ワインを飲む機会が増えそうです。そこで今日は、注目の国産ウイスキー『駒ヶ岳』や『岩井トラディッション』などで知られるマルスさんが造る高品質なワインをご紹介したいと思います。

1960年に山梨県笛吹市石和町で『マルス山梨ワイナリー』を開業してから、2000年には、韮崎市穂坂地区に自社農園『穂坂日之城農場』を開設し、高品質なワイン醸造用葡萄の自社栽培を行っています。その後、さらなる品質向上目指して2017年『マルス穂坂ワイナリー』を新設しました。現在は、醸造拠点となる『マルス穂坂ワイナリー』と、貯蔵熟成・瓶詰の拠点となる『マルス山梨ワイナリー』、これら二つのワイナリーで『芳醇な味わいと優雅な薫りのハーモニー』をテーマに、マルスならではの新しい価値を生み出す挑戦を続けています。

まず初めにご紹介するのは、山梨県穂坂町で丹精込めて栽培されたマスカット・ベーリーAを使いコールド・マセレーション法で醸造した『穂坂マスカット・ベーリーA コールド・マセレーション』です！イチゴやラズベリーなどの果実香が豊かに香り、柔らかい渋味が旨味となって口の中に広がる、軽やかな飲み口の赤ワインです。少し冷やしてお飲みください。

コールド・マセレーション法とは、除梗破砕したぶどうを、発酵前にタンク内で数日間低温浸漬し、その後発酵させることで旨味成分の抽出を促進させる醸造方法です。

続いてご紹介するのは、心地よい香りと酸味を持った辛口甲州ワイン『甲州ヴェルディーニョ』です。甲府盆地で収穫された甲州葡萄から、フリーランジュースのみを用いて低温発酵を行い瓶詰めしたワインです。自然あふれる緑、そよ風の爽快感を連想させる、これまでにない心地よい香りと酸味を持った辛口甲州ワインです。

フリーランジュースとは、ブドウを破砕した時に自然に流れ出す果汁のことを言います。白ブドウのもつ本来の果実身を感じられる製法で、ある意味とても贅沢造り方です。また、商品前のヴェルディーニョとは、爽やかな緑の意味です。

最後にご紹介するのは、マルスワイナリーさんの最高峰『穂坂日之城シリーズ』の代表銘柄『穂坂日之城キャトル・ルージュ』です。穂坂日之城のテロワールを4種類(メルロー／シラー／カベルネ・ソーヴィニヨン／カベルネ・フラン)の葡萄で表現した赤ワインです。それぞれの品種が持つ果実味が複雑に絡み合い、酸味と渋みのバランスが素晴らしく、やわらかい口当たりが印象的です。