- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
11月最後の週末ですが、すでに忘年会シーズンが始まったようで、街は賑わいを見せています。そんな中、当店では今日も朝からしぼりたて新酒が続々と入荷してきており、お酒の仕分けと整理に追われています。お酒が入れ替わるせっかくの機会なので、日本酒冷蔵庫の中の棚板も綺麗に水洗いをしてからお酒を陳列しています。
そこで今日は、諏訪の御柱祭りでも知られる長野県諏訪市にある真澄(宮坂醸造)さんから、冬の到来を告げるしぼりたて生原酒『真澄・純米吟醸あらばしり』が入荷してきたので早速ご紹介したいと思います。酒造りを行う冬季に限って出荷されるしぼりたての生原酒は、鮮烈で迫力ある躍動感溢れる味わいが持ち味です。寒さ厳しい信州の冬の味覚をお楽しみください。
近年は、酵母の名前を前面に押し出したお酒が話題となっていますが、7号酵母発祥の蔵として知られる真澄『宮坂醸造さん』でも令和元年より7号酵母への回帰と革新をテーマに掲げ、お酒の中身とラベルを全面的に見直し、7号酵母を全面に押し出したシリーズを発売しています。
『料理の味わいを引き立てる上質な食中酒』をコンセプトに、すべての商品を7号酵母での仕込みに変更し、主力商品となるお酒のシンボルマークには、宮坂家の家紋である『酒杯盃に映るツタの葉』をモチーフにデザインしています。
その真澄さんが造る今年のしぼりたて新酒が、本日ご紹介する『真澄 純米吟醸 あらばしり』です。精米歩合55%の長野県産『ひとごこち』と長野県産『山恵錦(信交酒545号)』を、真澄自慢の『7號酵母』で醸し、一切の割水や加熱処理をせずに壜詰めした生原酒で、フルーティーな香りと芳醇な味わいが楽しめます。1983年より『あらばしり』として発売して以来、年々味を磨き上げてきた今年の新酒の出来栄えを是非ご賞味ください。
今年は、爽やかな青リンゴを思わせる華やかな香りとふくらみのある甘みにフレッシュな酸味が調和した味わいです。原酒ならではのボリューム感があり、最後までフルーティーで弾けるような活き活きとした印象です。蔵元のお勧めは、春菊のくるみ和え、柚子味噌、鴨肉のオレンジソース、白子のアヒージョ、豚バラ肉の黒酢煮込みなど、香り高い冬が旬の食材や、コクのある料理と合わせると良く合うそうですよ。
最後に一つご案内があります。先日発売された創業20周年を記念した限定酒『イチローズ モルト&グレーン20th アニバーサリーエディション48% 専用ギフトカートン入り』が再入荷してきましたので、明日(11/30)より数量限定で販売します!またこの商品は店頭販売のみで、お取り置きや地方発送は承っておりません。なお、入荷数量に限りがあるため、品切れの際はご容赦願います。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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