- 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
東日本大震災から今日で14年、今一度店内の地震対策を見直したいと思います。この時期、日本酒の蔵元では、新酒鑑評会出品を醸すなど今期の酒造りが佳境を迎えています。そんな中、茨城県常陸太田の岡部酒造さんから出品酒用に醸した大吟醸の生酒が入荷してきたので、早速ご紹介したいと思います。合わせて、古河市の青木酒造さんからも純米吟醸辛口の生酒が限定入荷してきました。
まず初めにご紹介するのは、当店オリジナル『うらざかり』の蔵元、岡部酒造さんが醸す出品用大吟醸生酒『超限定雫酒・松盛・大吟醸生原酒・袋吊り』です!六代目蔵元、岡部彰博さんを筆頭に毎年進化を続ける蔵元渾身の一滴は、四合瓶(720ml)サイズで僅か170本の超希少品です。『山田錦(精米歩合40%)』で醸した大吟醸の生原酒を搾ってすぐに瓶詰めした直汲みタイプで、弾ける果実の香りと芳醇な旨味が弾けます!
一般の方には馴染みのない『鑑評会出品酒』ですが、このお酒がどれほどすごいのかを説明する際に、私はよく自動車業界に例えて説明しています。販売価格自体は、通常の大吟醸などと遜色ないためいったいどこが違うのか?と、思ってしまうのも無理はありません。例えば、通常の蔵元が醸す最高ランクの大吟醸を、トヨタが作るレクサスの最高クラスだとすると、『全国新酒鑑評会』に出品するお酒は、トヨタが作る『F1』に例えることが出来ます。
つまり、原材料から造りのすべての工程において別次元で造られるのが出品酒だと言えるでしょう。この機会に普段なかなか口にすることのできない日本酒の最高峰の味わいをお楽しみください。実際の出品酒は一度火入れしたものですが、今回はしぼりたての生酒となっています。
続いてご紹介するのは、縁起の良い名前として知られる『御慶事(ごけいじ)』の蔵元、古河市の青木酒造さんの代表銘柄『御慶事・純米吟醸辛口』のしぼりたて生酒が入荷してきたので、早速ご紹介したいと思います。
青木酒造様は1831年創業の老舗蔵元で、現在は7代目蔵元 青木滋延様のもと、青木知佐(専務)さん、青木善延(常務)さん姉弟に加えて、ベテラン杜氏の箭内和広(南部杜氏)さんが中心となって酒造りを行なっています。茨城県の酒造好適米『ひたち錦』や県産の酵母、茨城のブランド米『ふくまる』や『一番星』など、地元農家の契約栽培米を使用して酒造りを行っています。
茨城県のオリジナル品種『一番星(精米歩合55%)』と『AOK-1酵母』で醸した辛口タイプの純米吟醸酒『御慶事・純米吟醸辛口』です。御慶事のコンセプトでもある『ふくよかで柔らかいお酒』を表現したこの酒は、一番星の旨みを最大限に生かした、ただ辛いだけでない『旨辛口』に仕上がっています。この機会に、御慶事が考える旨辛口をご賞味ください。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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