- 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
今日は、『本格焼酎の日(11/1)』を前に、大分県の常徳屋酒造場さんから秋の限定焼酎『宇佐ぼうず 中(ちゅう)』が入荷してきたので、さっそくご紹介したいと思います。11月1日がなぜ『本格焼酎の日』なのかについては、後日改めてご紹介したいと思います!
九州は、言わずと知られた焼酎王国ですが、各県によって代表する焼酎の種類が違うと言うのをご存知ですか?鹿児島や宮崎は芋焼酎、クマモンで有名な熊本は米焼酎、大分は麦と言ったように、同じ九州でもそれぞれの風土によって造られている種類が違うのです。また、焼酎にも新酒や季節の限定品があり、秋から冬にかけては、様々な蔵元からとっておきの逸品が続々と登場してきます。
本日ご紹介する常徳屋酒造場さんは、大分県宇佐市にあります。前には豊前海が広がり、後ろを山々に囲まれ、清流の流域に広がる県下最大の穀倉地帯、宇佐平野で栽培、収穫されたハダカ麦を原料に酒造りを行っています。ハダカ麦は、『ぼうずむぎ』とも言われることから、通称『宇佐ぼうず』と呼ばれています。
常徳屋酒造場さんでは年に二回、季節限定の麦焼酎を発売しています。夏バージョンの『宇佐ぼうず 道』と秋バージョンの『宇佐ぼうず 中』です。今回はこの秋バージョン『中』が入荷してきました。宇佐産のハダカ麦(通称:宇佐ぼうず)を、全麹(白麹)常圧蒸留で仕込み、簡単な濾過(油とりのみ)の後、ホーロータンクで4年間熟成させました
アルコール感を感じさせない優しい常圧麦に仕上がっており、柔らかな麦の甘みと上品なコクが堪能できる逸品です。お湯割りでいただくと麦の香りが立ち濃醇ながらも飲み口はライトなので食中酒にオススメです。これから寒くなる時期にピッタリの焼酎ですよ。
そして、夏に発売された季節限定麦焼酎『道』と今回の『中』には、『酒造りも、まだ、道中ばですが、初心を忘れることなく、実ほど頭を・・・の気持ちで、より一層皆様に喜ばれる良酒を醸すべく、経験と精進を重ねていきます』と言う蔵元の想いが込められています。
現在店頭には、『宇佐ぼうず 道』も並んでいます。この商品は白麹と黄麹の両方を使う事で、芳醇な麦の甘みを持ちながらも、柑橘系を思わせる華やかな香りを醸し出しています。お勧めの飲み方としては、水割りやオンザロックも良いですが、やはり炭酸割りの『焼酎ハイボール』ですね~!大分特産の『カボス』を加えるとさらに清涼感が増しますよ!
そして、麦の持つ甘みや旨味、香ばしい香りがぎゅっと凝縮した蔵元渾身の一滴が『道中(どうちゅう)原酒』です。簡単な油取りだけを行った『はだか麦』原酒をホーロータンクの中で熟成させ、その中から一番貯蔵期間の長い14年ものだけを選んで瓶詰めされた逸品です。機械栓のレトロな瓶に詰められた威厳漂う佇まいから、この酒がただものではないという事が感じられます!
『道中・原酒』はアルコール度数が、42~43度ととても高いので、冷凍庫の中でキンキンに冷やして飲む『パーシャルショット』もお勧めです!焼酎は凍らず、透明感のあるトロミがあり、麦の旨味、甘味が、ぎゅっと詰まった中に、香ばしい香りが感じられる一杯になります。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
また、ゆうパックでの発送も承っておりますので、お電話、メール等、お気軽にお問合せ下さい。
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