店主の独り言

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2015.07.08
お酒の学校20時間目 ワイン編 『ロゼは万能選手』

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋、リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

前回は『ワインを難しく考えないでまずは飲んでみよう!』とお話をしましたが、

本日は、基本的な事柄を説明しながら、ワインの個々の特徴をお話ししたいと思います。
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ワインの分類は、三種類と言いました。

赤ワイン、白ワイン、ロゼワインの三種類ですが、

説明するまでもなく、色を見れば一目瞭然です!

たまに、白ワインが劣化して、ロゼワインのような色になっている物もありますのでお気を付け下さいね。

赤ワインと白ワイン、作り方の何が違うのってよくお客様から質問を受けます。

皮ごとつぶして作るのが、赤ワイン。

皮を取り除いて、中の果肉だけで作るのが白ワイン。

そしてロゼは赤と白を混ぜた物、と思われている方も結構いらっしゃいます。

まあ、まったくの間違いではありませんが、

基本的にそれぞれに使われるブドウの品種が違います。

赤ワイン用のブドウは皮の色が黒い物を使います。

代表品種としては、カベルネ・ソヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノアール、ガメイ、サンジョベーゼ、シラー、等々。

赤ワインは、ブドウを丸ごと(皮や茎、種)使うので、

赤い色素が出て赤褐色になります。丸ごと使う事で、

渋みのある味わいになります。

よく耳にする、ポリフェノールはこの部分に多く含まれています。

白ワイン用のブドウは、マスカットのように皮の色が薄い物を使います。

代表品種としては、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、ミュスカ、甲州、等々。

主にブドウの果肉の部分を使いますので、色が出ません。

渋みが少なく、その代わり、果汁そのものの味わいが出てきて

甘口の物や酸味の利いた味わいが生まれてきます。

ロゼワインですが、色合いはピンク色をしていて、薔薇のローズからきています。
作り方は、赤ワインを作る過程ですぐに果汁を抜き取る方法など、いろいろあります。

見た目の印象で、甘口のように思われますが、辛口やコクのあるものもあるんですよ!

それでは、ワインを初めて飲むときにはどのような物から飲んだらいいのでしょうか?

赤ワインは渋味があるので慣れていないと飲みづらいと思いますので、

最初は、白ワインやロゼワインがお勧めです!

白ワインは、全体的に口当たりがサッパリとしています。

甘い物や、酸味のキリットした物が多く、冷やして飲むと美味しく楽しむことが出来ます!

ちなみに私は、夏の暑い日には、グラスに氷を入れて飲んだりもします!

清涼感が抜群で、夏でも気軽にワインを楽しむことが出来るんです!

よく、暑い日の赤ワインは敬遠されがちですが、

酸味の利いた軽めの赤ワイン(ボージョレやイタリアのキャンティ等)なら、

軽く冷やして飲んでも美味しくいただけますよ!

そこで今回、お勧めしたいのが、甘味を抑えたロゼワインです。

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『ロゼワインは、万能選手!』


ロゼワインは、今まで中途半端なイメージを持たれていましたが、

なかかなどうして、

守備範囲の広いオールラウンドプレイヤーなんですよ!

甘くて、薄っぺらい味わいのワインの様に思われていますが、

甘味を抑え、口当たりのキリットしたワインもあるんです。

ロゼのスパークリングワインも多く出回っていて、多彩な味わいが楽しめます。

色合いの美しさからも、華やかで、可愛らしい雰囲気を演出してくれますので、

記念日のパーティや女子会等でも活躍しそうですね!

ちなみに、スパークリングワインの世界では、ロゼの方がグレードが上なんですよ~(^_^;)

都会の方では、ランチタイムにシャンパンを楽しむのが人気だそうで、

『昼シャン』と呼ばれているそうです。

休日のブランチや昼下がりに、冷えたロゼワインを飲めば、リゾート気分間違いなしですね!

私もいつか、昼シャンや朝シャンを楽しみたいと思います!
(つまり、朝昼夜3シャンって事?)

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