皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

明日、１月１１日は成人の日です。新成人の皆さんおめでとうございます。私の住んでいる水戸では、明日の成人の日ではなく連休の初日となる本日成人式が執り行われました。地元を離れて住んでいる学生さんの事を考えると明日が休みとなる今日行ってくれるのはとてもありがたいことですね！

また、今日は消防の出初式も行われましたので、水戸の街もいつになく活気に満ち溢れていたように思います。この私も今から３０数年前には今日成人を迎えた方の様に初々しく着慣れないスーツに身を包んで会場に行ったことを思いだします。その当時は、まだ水戸にも市民会館があったので、そこで中学校単位で集まり友人たちとの再会を懐かしんだものです。

成人となって一番の変化と言えば、やはりお酒が飲めるようになることでしょう！誰もが一度は飲むであろうお酒ですが、最初に口にするお酒によっては、その後の楽しさが変わってしまうかも知れないと思います。一口にお酒と言っても、ビールやチューハイ、ワインにウイスキー、そして日本酒、等、いろいろなジャンル、種類のお酒がありますが・・・。

その中でも、日本酒ほど一番最初に口にした時の物によって、その後のイメージを大きく左右すると言っても過言ではないと思います。私が聞いた中で、日本酒が嫌いになった理由として多いのが、お燗した時の臭いが嫌だとか、アルコールのつんつんとした感じが嫌だ、とか、ベタベタする等、初めて飲んだ時の印象があまり良くなかったと言うものでした。

もし、初めて口にする日本酒が鑑評会に出品するような大吟醸だったらどうでしょうか？果実のような香りとほのかな甘みが口の中いっぱいに広がり、それでいて後口はスッキリとした、日本酒の最高峰ともいえるお酒です。日本酒にもいろんな味わいの物がありますが、どうせなら、一番いい物を最初に口にしたらいいんじゃないかと思うんです。

始めて口にした時の記憶という物は、どんな事でも忘れないものだと思います。是非、初めてお酒を飲もうとするならば、蔵元が醸す最高峰のお酒から飲んで欲しいと思いますが、出品酒とまでは行かなくても、是非ランクの高いお酒を飲んでもらいたいと思っています。そうすれば、日本酒に対する良いイメージを持つことができ、日本酒好きの若者が増えてくれるのになぁ～と成人式の今日、思った次第です。

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