店主の独り言

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2016.01.27
『米焼酎は三種類の香りに分けられます!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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これから焼酎を飲み始めようと思っているのですが、一体どんなものから飲んだらいいのか分からないんですよ~?というご質問を最近よく聞かれるようになってきました。今まで飲んだことの無いお酒にチャレンジすることはとっても嬉しい限りで、どんどんいろいろな種類のお酒を楽しんでほしいと思います。

はじめて焼酎を飲む方には『米焼酎』 『麦焼酎』 『蕎麦焼酎』等の香りが柔らかな物をお勧めしています。焼酎は味わいよりも香りの方が感じやすく印象に残りやすいので、最初から香りのきつい物を飲んでしまうと、焼酎嫌いになってしまうかもしれません。

今回は、先ほどの焼酎の中でももっとも華やかな香りをもちわせている『米焼酎』についてお話しさせていただきます。米焼酎は全体的に飲み易い物が多いのですが、その中でも香りの違いで3つのタイプに分けることが出来ます。それらの香りは、製造方法や熟成期間の違いによって生まれてきます。

では、実際にどのような香りの物があるのかご紹介していきましょう!まず一つ目は、『無臭に近くさらりとした』タイプです。これは一般的に広く販売されている米焼酎に多くあるタイプです。つぎは、『甘いミルクの様な香り』のする物です。この香りは、米焼酎を長期間熟成させることで生まれ、ココナッツミルクのようなオイリーな感じがするお酒もあります。このようなお酒は、冷凍庫に30分くらい入れて冷し、少しとろみが出てきた位の物にクラッシュアイスとレモンピールを入れて飲むとさらに甘みが楽しめます。

そして、最も分かりやすいのが、果実のような『フルーティな香り』のするタイプです。代表的な香りとしては、メロン、リンゴの蜜、パイナップル、桃、等で、日本酒の果実の香りにも相通ずるところもあるのですが、日本酒との決定的な違いは後口の甘さが無いと言うところです。実際に香りを見比べてもらうと、『本当に果物の香りがするんですね!』と、驚かれますが、あくまでも香りだけで味わいはスッキリとしています。そのすっきり感が焼酎の魅力でもあるんです!

米焼酎ひとつとっても、実に様々な香りを楽しむことが出来ますので、これからいろいろな焼酎を飲み比べて、楽しい飲酒生活を満喫していただけるように、お手伝いさせていただきたいと思います。

次回は、麦焼酎の香りについてお話ししたいと思います。

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