店主の独り言

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2016.02.29
『日本酒を紫外線から守るには!』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今の季節に最も頭を悩ませるのが杉花粉で、花粉症の方ならこの言葉を聞いただけでもくしゃみが出るほどに神経質になってしまいます。私も花粉症ではあるのですが、その年によって酷い時と比較的軽く済むことがあって、今のところは薬を飲まずに何とか済みそうです!

それでも外出する時にはマスクは欠かす事はできませんね!最近では一年中マスクをつけている方も多く見かけるようになり、数年前からは考えられません。そして、もう少したつと今度は太陽の紫外線から肌を守るために日焼け止めクリームをが必要になります。年齢と共に肌の再生力が落ちてきていますのでしっかりと守ってあげないといけませんね!

紫外線と言えば、お酒にとっても大敵であると言うことは以前にも話したことがあると思いますが、日本酒の瓶を紫外線から守るためにはどのようにしたらよいのでしょうか?もともと日本酒の瓶は紫外線の影響を受けにくいように『茶色』や『緑色』になっていますが、それだけでは不十分という事から、最近では、日本酒の瓶ごと包んでしまう『紫外線防止の袋』というものであって、蔵元から出荷されるときにすでに包装されている物もあるんです。

また、同じような効果が期待されるという事では、新聞紙でお酒の瓶を包んでいる物もあります。新聞紙で包むことで、光からお酒を遮ると同時にお酒の温度変化を少なくしてくれる効果があると考えられています。使い終わった新聞紙でしたらお金もかからずにお酒を守ることができますから、ご自宅での保管としてはお勧めしています!

しかし、一見良さそうな新聞紙を使った保存方法ですが、私のような酒屋の店内陳列には向きません!何故かというと、商品の顔でもあるラベルが隠れてしまうからです。蔵元様はお酒の品質と同様に、ラベルにも想いを込めて作っているからです。また、肝心のお酒の状態を確認することが容易でなく、熟成状態や色の変化などを見ることができません。

そんな訳で、私の所ではあえて瓶を何かで包む事はしていませんが、その代わり、店頭のガラス面全てに紫外線と赤外線をカットするフィルムを貼り、店内の照明をLEDに変えて冷蔵庫内のお酒を紫外線から守っています。蔵元様が精魂込めて造ったお酒を、出来るだけ良い状態で皆様に味わっていただきたいと思っています。

『最初の一口から、最後の一滴まで楽しんでいただけるように!』

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写真のお酒は『紫外線保護の袋』に入っています。

夜明け前・純米吟醸・生一本生 1.8L 3100円
水鳥記・特別純米・直汲み生 1.8L 2857円

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