店主の独り言

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2016.10.07
『究極奥儀で醸したみりん!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今日は、引き続き『本みりん界』のスーパースター小笠原味醂醸造さんについてお話ししたいと思います。小笠原さんの、みりん造りにかける熱い思いを感じ取って頂けたと思いますが、もう少し具体的にご紹介したいと思います。

まず第一に、本みりん造りに欠かせない原料米のもち米ですが、安価な外国産米を使うメーカーが多い中、みりん専用もち米の中でも特に高級で、もち米の王様と言われる、佐賀県産の『ヒヨクモチ』のみを贅沢に使って造り上げていきます。

また、一切の添加物を加えることはありません。その製造過程においては、日本酒の大吟醸酒を造る際に用いられる『槽搾り』であったり、一切の濾過を行わずに、生の状態で瓶に詰めるなど、通常のみりん造りでは考えられない手間と労力をかけていることから、このみりんが徒者ではないことが皆様にも分かって頂けるでしょう!

その様な手間と愛情をかけて出来上がったみりんが『峯寶(みねたから)本格本みりん』です。しかも、これで終わらないところが小笠原さんの凄いところで、これだけ手間暇掛けて出来上がった物を、なぁ〜んと、蔵内にて3年以上も貯蔵熟成させているのです。このようにして出来上がった『峯寶』は黄金色に光り輝き、魅惑的な甘い香りを漂わせて甘美な世界を醸し出しています。その洗練された味わいは、料理の調味料のみならず、オンザロックで頂けば最高の食前酒になり、スダチやカボスを少量加えることで、より爽やかな味わいが楽しめます。

そして、彼の名前を一躍世に知らしめた至高の逸品が、その名も『一子相伝(いっしそうでん)』という、究極の最高奥儀で醸したみりんです。三河みりんの老舗、小笠原家に代々伝わる秘奥義を駆使し、永き貯蔵熟成によって輝くような琥珀色を纏った一滴が生まれました。その味わいは、シェリーやポートワインにも似た上品で甘美な深いコクを醸し出しています。食前酒はもとより様々な食のシーンを豊かにしてくれるでしょう!

飲用以外にもへえ~と思うような楽しみ方があるんです。みりんですから当然アルコールが含まれています。そのアルコールを火にかけて飛ばしてからよく煮詰めます。その後にお好みで、きな粉やマーマレードジャムなどを加えて、自家製オリジナルのジャムを作ってみては如何でしょうか。とてもヘルシーで柔らかな甘みが楽しめます。

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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