- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
今年の秋はどこへ行ってしまったのか?急にやってきた冬将軍の襲撃に対抗すべく、早くも店の中にファンヒーターを出しました。とは言っても、とても小さなものなので、気休め程度にしかなりませんが、それでも今日の冷たい北風に比べれば天国のような温かさです。
私も、日ごろの運動不足解消にと、毎日午後になると銀行に行くついでに1キロほど歩いて出かけていますが、今日はあまりの寒さに震えてしまいました。こんな寒い日には、お客様から『美味しいお燗酒ありますか?』と言った御相談を受ける事がよくあります。本日お見えになった方は、ご贈答品として大吟醸のお酒を贈りたいのだが、受け取られる方は日本酒をお燗して飲んでいるという事で、お燗のできる大吟醸を選んで欲しいという御相談でした。
大吟醸のお酒と言ったら、フルーティな香りがする物が多く、その様なお酒を温めてしまうと、せっかくの味わいが台無しになってしまい、贈った方も悲しい思いをすることになってしまいます。冷たい状態で飲む印象が強い大吟醸酒ですが、お燗にしても美味しく飲めるお酒がありますので、今日は、大吟醸でもどのようなタイプがお燗に向くのかについてお話ししたいと思います。
お燗に向く大吟醸は、フルーティな香りの無い物が前提となります。味わいに関しては、スッキリとした後口のキレのあるものやしっかりとしたコクと旨味のあるものがお勧めです。私の店では、『お燗のできる大吟醸』『お燗酒が好きな方への贈答品』として、次の二銘柄のお酒をご案内するようにしています。
一つ目は、山形県の杉勇酒造さんが造る『杉勇・特別大吟醸』です。山田錦を35%まで磨いて醸したお酒は、温めることで、お米本来の甘さが感じられ、スッキリとした口当たりながら上品な旨味と柔らかな味わいが口の中に広がります。二つ目は、福岡県の高橋商店さんが造る『繁桝・熟成大吟醸・枯淡(こたん)』です。こちらも山田錦を40%まで磨いて醸したお酒を、蔵元の冷蔵庫にて3年から5年間熟成させた逸品です。トロリとした円やかな甘味とコクが味わえます。
大吟醸のお酒をお燗で飲むことができるの?と、思っている方や、大吟醸のお燗酒を飲んでみたい方、是非、この二つのお酒を試してみてください。冷で飲んだ時とはまた違った、新しい味わいに出会えますよ。
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
『杉勇・特別大吟醸』1.8L 4,000円 ワンカップ(180ml) 400円(税別)
『繁桝・熟成大吟醸・枯淡(こたん)』1.8L 5,000円 720ml 2,500円
『新聞紙は万能の包装紙なんです!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/08/01/201608-article_1-html/
『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/
お酒の最新入荷情報!
twitter.com/kinase_sake
フェイスブックもやってます!
www.facebook.com/kinasesaketen
楽しい飲酒生活の未来の為に、ワンクリックをお願いします!
↓
人気ブログランキングへ