店主の独り言

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2016.11.11
『冬だからこそ、要冷蔵の案内が大切なんです！』

店主の独り言

雑感

皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

11月は、語呂の良さから、様々な記念日があります。中でも、本日11日は、1が四つも並ぶので、1111の見た目から『ポッキーの日』とか『チンアナゴの日』として宣伝合戦が盛んにおこなわれています。先日出かけてきた『すみだ水族館』でもチンアナゴの水槽の前には沢山の人だかりができていました。

という事で、11月11日にちなんだお酒の話をしようと考えたのですが、残念ながら思いつかなかったので(笑)、今日もご贈答品の中に同封するカードについてお話ししたいと思います。昨日ご紹介させて頂いたご贈答品のお酒に同封している『オススメの飲み方』を記載したカード、実はリバーシブルになっております。裏面には『要冷蔵をお願いする内容』が記載されています。

実は、この『要冷蔵をお願いするカード』はこれから寒くなる冬の季節にこそ威力を発揮します。寒い冬に要冷蔵をお願いするって？って不思議に思われると思いますが・・・。
当店は一年を通して日本酒を冷蔵庫にて管理しています。ご贈答品を宅急便で送るときも、気温の高い季節はクール便でお送りしています。受け取られた方は、冷えた状態で届けられるので、そのまま冷蔵庫に入れて下さいます。

しかし、これから冬の時期になると、クール便を使わず常温便でお送りすることが可能になります。冷えた状態で届いたお酒なら冷蔵庫に入れる、もしくは寒い所に置こうと意識して下さいますが、常温で届いたら、そのまま冷蔵庫に入れず、室内に置いても大丈夫だろうと思われてしまい、そのまま放置されてしまう可能性が大きくなります。

冬の部屋は暖房をかけて、暖かくなっています。その暖かいお部屋にずーっと置きっぱなしになっていたら、どうなるでしょうか？特にこれからの季節は、新酒の生酒が多く出てきますので、その生酒を温かい部屋の中に長い期間置いておくと、味が変わってしまいます。そこで、この『要冷蔵をお願いするカード』の出番となるという訳です。せっかく届いたお酒が、飲むときに味が変わっていたら残念な気持ちになってしまいますからね。

でも、ご安心ください。冬の間は冷蔵庫に入れなくても、暖房の効いていない、寒くて日の当たらない廊下や物置に置いていただければ大丈夫です。これから、新酒が続々と入荷し、一年で一番日本酒が賑やかな季節を迎えます。冷蔵庫のスペースを気にすることなく、色々なお酒が楽しめるので、酒飲みにとって天国のような季節です！今から、待ち遠しいですね～

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。