- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
全国都道府県の魅力度ランキングの最下位を爆走中の茨城県ですが、お隣の栃木県とそのまた隣の群馬県とは、、微妙に最下位の座を争っているライバルであり、同じ北関東グループとして密接な繋がりのある県でもあります。先月の26日に開通した『圏央道』は、千葉県と茨城県、そして埼玉県を結ぶ首都圏の大動脈となりました。
そして、『圏央道』の一回り外を通る『北関東自動車道』は、地方都市に住む者にとっては、今までは遠くてなかなか行くことの無かった『群馬県』や『栃木県』との移動時間が飛躍的に短くなる魔法の道路なんです。そこで、今回は圏央道開通を祝って(笑)北関東三県から今注目の銘柄を選び出して飲み比べてみました。
まずは地元の茨城県から、水戸黄門の隠居先でも有名な常陸太田市の岡部酒造さんが醸す『うら松盛り純米吟醸うすにごり』を選びました。地元産の美山錦を55%まで磨き、310酵母で仕込んだオール茨城のお酒です。ほのかに絡んだオリのお蔭で、芳醇な甘みと爽やかな酸味とが口の中に広がり、シャープな後口の切れを楽しむことができます。
続いて、お隣の栃木県からは、安定感抜群の栃木県を代表する銘酒『旭興・純米吟醸・雄町』です。社長兼杜氏の渡邉さんは、ザ・職人と呼ぶにふさわしい技術を持った方で、彼の醸し出すお酒は、毎年『ハズレの無い旨さ!』と評されるように、安心して飲めることから、沢山の固定ファンが多いんです。開けたてはスッキリとした印象でしたが、時間の経過と共に、サスガ!と思えるコクと旨味が広がり、どんどん味わいが冴えわたって行きました。
そして最後は、群馬県の中之条町で少量高品質の酒造りを貫いている貴娘酒造さんの『咲耶美・純米吟醸あらばしり』です。杜氏兼社長の吉田さんは、30代の若さながら抜群のセンスと卓越した技術でこの『咲耶美』を生み出しています。華やかな弾ける様な香りとピチピチとした爽やかな口当たりと、柔らかな甘みと旨味が広がります。芳醇にして爽やかな味わいは、吉田社長の笑顔を想い浮かべてしまいます(笑)
北関東のお酒を飲み比べるにあたり、鍋の味付けも『白湯』のアッサリとした味わいから、最後は『豚骨味噌』のコッテリとしたものへと変化させてみました!こんな楽しみ方ができるのも、我が家愛用の鍋キューブのお蔭です(笑)それぞれのお酒も時間の経過と共に様々な表情を見せてくれ、甲乙つけがたい美味しさに、今宵もついつい飲み過ぎてしまったのです・・・。
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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