店主の独り言

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2017.03.12
『スパークリング日本酒の贅沢な楽しみ方!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今日は朝から気温も上がり、春爛漫、絶好のお花見日和となり、満開となった偕楽園の梅の花を観に沢山の方々がお越しになっています。一口に偕楽園と言っても、その広さたるや全てを見て回るにはあまりにも広く、好文亭のある梅林を中心に、眼下に広がる千波湖周辺一体が偕楽園公園として整備されています。

こんな春めいた陽気に飲みたくなってくるのが、ガス感があって清涼感のある飲み物ですが、ビールやシャンパンではなく、今回は『スパークリング日本酒』についてお話ししたいと思います。今の時期に販売されている新酒は、若干のオリが絡んでいるため、プチプチとしたガスを感じるものが多く、とても爽やかな味わいを楽しむことができます。

おりの量を調整したり、栓にガス抜きの穴を開けないようにするなどでガスの強さを変えることができます。そのようにして出来上がったのが、愛知県の山﨑さんの『奥・スパークリング』なんです!スパークリングの名前の様に、シュワ・シュワとしたガスがお酒の中から湧き出して、その様子はスパークリングワインのようです。

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そこで、このお酒の贅沢な飲み方をご紹介したいと思います。澄んだ部分だけをグラスに注ぐことができれば、ガス感はそのままに、味わいのスッキリとしたスパークリング日本酒を味わうことができます。ところが、このお酒は栓を開けた途端に勢いよくガスが出て、濁った部分と澄んだ部分が混ざってしまうため、澄んだ部分だけを注ぐことができません。

しかし、冷凍庫を上手に利用することで、澄んだ部分だけをグラスに注ぐことができるのです。やり方は簡単です!まず、お酒の瓶をゆすらず、出来るだけ立てた状態で冷凍庫の中に入れ約30分間待ちます。そうすることで、瓶の底に溜まっている濁った部分が固まって、栓を開けても混ざることがありません。その後、ゆっくりとグラスに注いでいけば『澄んだ状態のスパークリング日本酒』の出来上がりです。

あとは、お酒の温度が上がって来るにしたがって、だんだんとガスが発生してくると言う訳です。この時の注意点は、冷凍庫に入れるときには寝かさずに立てて入れる事と、栓を開けたら澄んだ部分を全て注いでしまう事です。瓶の中に残しておくと、温度の上昇と共に混ざってしまいます。それから、くれぐれも冷凍庫の中に入れ忘れてしまわないようにしてくだい。瓶が膨張して破損してしまいます!それでは、皆様の成功を心よりお祈りしています。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

『今年の新酒を飲み比べてみた!』
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追記しました11月11日 『ブラックニッカ・ブレンダーズ・スピリットの魅力を探る』
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