店主の独り言

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2017.12.24
『シングルカスクNo.602』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今日は、こんな魅惑的な香りを持つお酒があったのか・・・?と、誰もがそう感じる逸品をご紹介したいと思います!そのお酒は、麦焼酎発祥の地として知られる長崎県の壱岐の島から生まれました。壱岐の島で造られる麦焼酎は、スコッチやコニャック、シャンパーニュ、などと並ぶ産地呼称が許された麦焼酎で、島には現在7つの蔵元様が壱岐焼酎を造っています。

その中でも、いち早くオーク樽による熟成を手掛けた蔵元が、本日の逸品を生み出した『壱岐の蔵酒造』さんで、シェリー酒が詰まっていた樽を使用しています。代表銘柄の、5年熟成『無一物(むいちぶつ)』は、シェリー樽由来の甘く上品な香りが広がって、麦焼酎ファンのみならず、ウイスキーファンにも好まれています。

その蔵元が満を持して発売したのが、本日ご紹介する『シングルカスクNo.602』です。あまたある熟成樽の中から、色、香り、味わい、などのバランスに優れたものを選び出し、其の樽ナンバーでもある『No.602』をそのまま商品名として出すことにしました。光り輝く琥珀色の液体からは、シェリー樽由来の、甘くて芳醇な香りが一気に花開き、樽の香ばしい香りとともに力強い旨味を感じさせてくれます。

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まさに、『壱岐の島の歴史と風土が生み出した至高の味わい!』です。しかし、このままの状態では市場に出す事ができませんでした。焼酎には、様々な規制や制約があり、その中の一つ、色の濃い物は焼酎として発売することができない『色規制』の壁が立ちはだかっていました。そこで、一年間の研究の末、香りや味わいに影響を与えることのない食物繊維を加えることで、リキュールとして、この度、日の目を見ることになりました。

ダークブラウンのレトロ瓶に詰められた酒は、シングルカスク原酒ならではの個性的な香りと力強いコクと旨味を持ち合わせた最高の逸品に生まれ変わりました。ラベルには、この酒の履歴書が記載され、漆塗りを施した桐箱に収められています。真っ白な紙箱を開けて出てくる漆黒の漆塗りの桐箱を見た時は、誰もが『おおぉぉ~!』と驚きの声を発し、その香りを嗅いだ瞬間にたちまちこの酒の魅力に引き込まれてしまいます(笑)

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酒好きならば、一つは手元に置きたくなってしまう焼酎の域を超えた極上の逸品であることは間違いありません・・・。お世話になった方へのご贈答品として、頑張った自分へのご褒美として、数量限定の『シングルカスクNo.602』をご利用ください。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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