皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

お正月気分も抜け、早くも蔵元様からは今年一番の新酒が続々と入荷してきています。年明けに出てくるものは、年末に出荷されるものよりもさらに上級のものが多くなり、酒造り最盛期に向けて造りの現場でも気合が一層入る時期となります。

そんな中、当店のオリジナル商品の中でも安定した人気を誇る、地元茨城県の椎名酒造さんから搾りたての『富久心・純米吟醸生原酒』が届きました。しかも、杜氏の椎名健次郎さん自ら、忙し酒造りの合間を縫って運んできてくれました。今シーズンは、厳しい寒さも手伝って、とっても良い仕上がりだそうです。

それと、もう一つビックニュースがあるんですよ！なんと・・・、滓好きの私のために、初回（一升瓶54本分のみ）特別に『滓絡みバージョン』を詰めて下さいました。実は、昨年に『滓絡みを詰めて頂けないでしょうか？』と、お願いして、一升瓶24本分だけ造っていただきました。そのことを覚えていてくれて、今年も滓絡みのお酒を造ってくれていたんです。しかも、今年は一升瓶で54本分も・・・。思いがけない知らせと、余りの嬉しさに、感激してしまいました(笑)

しかも、今年の『滓絡みバージョン』は、昨年よりもさらに滓の量を多く入れてくれたので、期待大です！椎名酒造さんのお酒は、その丁寧な造りから、本来の味わいが出てくるまでに時間がかかります。そのため、この時期の出来立ての物はあっさりとしていて物足りなさを感じることがあるんです。それを補ってくれるのが、『おり』という訳なんですね！

早速、味わってみたところ、これができたての新酒なのか？と思うほど、雑味が無く、すっきりと上品な味わいに仕上がっていました。グラスから立ち上る香りは控えめな印象ですが、一口含むと華やかな香りと甘味が口の中一杯に広がって、思わずむせそうになるくらいです。少し温度が上がってくると、力強い旨味とコクが出てきますが、その代わりに新酒ならではの渋みも顔をのぞかせます。

滓絡みの効果が発揮されるまでには、もう少しだけ時間がかかりそうですが、すでに大物の雰囲気を感じさせる味わいでした！この感動をできるだけ多くの方に味わっていただきたいと思い、今年は720mlサイズも用意しています。何分にも本数に限りがあるため、気になった方はお早めに確保されることをお勧めいたします。椎名さん、素晴らしいお酒をありがとうございます。

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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