- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
このところの暖かさで、桜の開花が待ち遠しい今日この頃ですが、水戸の偕楽園では梅の花が見頃を迎え、連日沢山の観梅のお客様で賑わっています。私も、今年こそは出かけてみよう!と思ってはいるのですが、これまた今飛散のピークを迎えている杉花粉の事を考えるとついつい腰が引けてしまいます(笑)
3月も半ばを過ぎ、日本酒の蔵元様からは『甑倒し』(こしきだおし)の便りが聞こえてくるようになり、今年の酒造りもいよいよ終盤を迎えています。そのような中、キナセスペシャル第四弾となる『うらざかり2018』が入荷してきました!この『キナセスペシャル』は、色々な蔵元様に私のわがまま?お願い?を聞いていただいて造ってもらっている当店オリジナルのお酒なんです。
昨年末に登場した第一弾の『猫八・新春バージョン』(明利酒類さん)に始まり、新年早々には第二弾の『富久心・純米吟醸おりがらみ(椎名酒造さん)』、第三弾としては今年初となる『結・純米吟醸うすにごり』(結城酒造さん)が発売されてきました。
そしてこの度、第四弾として岡部酒造さんから『うらざかり・純米吟醸生原酒』が登場しました!岡部酒造さんは茨城県北の常陸太田市にある酒蔵で、全国新酒鑑評会等においても金賞を受賞されている実力のある蔵元です。特に県産の酒米『ひたち錦』で醸したお酒がとても素晴らしいんです。是非、水戸近辺の方たちにも岡部さんのお酒を飲んでもらいたいと思い、オリジナルのお酒をお願いしました。
蔵の六代目の岡部彰博さんと、こんなものもあったら面白いかな~!と色々と相談しながら、あれこれ試してきましたが、やはり『うらざかり』の定番と言ったら『純米吟醸原酒』ですね!当店オリジナルということで『松盛』の文字を反転させたラベル使用し、新酒の時には『純米吟醸生原酒』を緑色の瓶に詰め、秋のひやおろしには茶色の瓶に一度火入れした『純米吟醸生詰め原酒』詰めています。
今年の新酒を一言で表現するならば『濃厚で切れ味抜群』といった感じです!新酒にありがちな苦みや渋み、アルコールの尖った感じが無く、とてもバランスよく仕上がっています。柔らかな口当たりで、スルリと口の中に入った途端に、弾けるような果実の香りと芳醇なコクと旨味が広がります。それでいて、後口はとっても爽やかなんですよ~。
『ひたち錦』のお酒に馴染みのなかった方や岡部酒造さんのお酒を飲んだことのない方には、ぜひ!味わっていただきたい一本だと思います。この機会に『うらざかり』という名前を知っていただければ幸いです。
本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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