皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

本日も長野酒蔵訪問記の続きです。昨日は、伊那市の旧友の酒店（酒文化いたやさん）を訪問したことをお話しさせていただきましたが、今日はいたやさんの後にお邪魔した酒蔵（宮島酒店さん）についてお話ししたいと思います。

蔵の代表銘柄・信濃錦を醸す宮島酒店さんとはもうかれこれ20年来のお付き合いになります。社長のお子さんたちは小さいころ私の事を『水戸のおじちゃん』と呼んで親しんでくれていました。そのお子さん（娘さん）が今年の春から蔵に入られて、一緒に働いているそうで、月日の流れを感じると同時に、私も我が子の事のようにとても嬉しく思います。

早速、彼女は事務所正面の商品陳列ケースを並べ替えたそうで、社長は『若い感性が店に入ることはとっても刺激的だ・・・』と、嬉しそうに話されていました。当店も昨年から孝之さんが加わり、良い刺激を受けて色々と変わりつつあるので、親として、社長として、同じ思いを感じました。

孝之さんにとっては、初めての信濃錦さんですので（正確に言えば、5歳くらいの頃に一度お邪魔しているので、二回目の訪問なんですけど、彼は覚えていないそうで・・）、社長自作の蔵元紹介映像を見ながらお話を聞きました。そのビデオは以前、テレビで放送されたものだそうで、まるで『プロジェクトX』のようなお話でした。そこには、数年前に他界した前社長の姿を拝見することができて、私も思わず目頭が熱くなってしまいました。

ビデオを見た後、蔵の中をくまなく案内して頂きました。この二年間の間に様々な設備投資を行ったそうで、瓶火入れの機材、瓶詰めライン等を見せて頂きました。酒質の向上、作業効率の向上の為にかけるべき費用をきちんとかけており、将来を見据えた蔵元経営の姿に私も刺激を受けました。前日に訪問した宮坂醸造（真澄）さんも、このあとお話しする予定の信濃鶴の蔵元さんも、長野の蔵元さんたちの設備はどの蔵も凄い、進んでいると改めて感心しました。

その後、蔵元の代表作、『純米大吟醸・酌』、地元限定の『第六天』、今後の代表銘柄になるであろう『信濃錦・金紋』の三種類を試飲させて頂きました。話は尽きることなく、気が付くと、懇親会の予約の時間になっていて(笑)続きはお店でしようということで、蔵元をでて伊那の街に繰り出しました！

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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