- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ
蔵元訪問弾丸ツアー『信州編』もいよいよ最後の訪問先となる『信濃鶴』醸造元の酒造(株)長生社さんへ伺いました!先にご紹介した『マルスウイスキー信州蒸留所』さんからは車で10分の、駒ヶ根駅近くにあります。到着した時間が丁度お昼前という事もあって、挨拶もそこそこに、駒ケ根のB級グルメ『ソースカツ丼』の超人気店に連れて行ってもらいました。このソースカツ丼もすごいインパクトがあったんですが、話すと長くなってしまうので、後日改めてお話ししたいと思います(笑)
信濃鶴の蔵元兼杜氏の『北原岳』さんとは、10年以上のお付き合いを頂いており、歳も同じということもあって、時々『たけちゃん』と呼ばせていただいています。実は、駒ヶ根には二人の『たけちゃん』がいて、一人が信濃鶴さんで、もう一人がマルスウイスキーの竹平所長なんですよ~。そしてもっとびっくりすることに、この二人はとても仲がよく、お互いに岳ちゃん、竹ちゃんと呼んでいるそうです(笑)
ソースカツ丼でお腹も満たされて蔵に行こうとしたところ、滅多に閉まることのない飯田線の踏み切りの遮断機が降りていて、とても珍しい光景を見ることができました。
さて話を戻します。信濃鶴さんの蔵元を表現するときに私はよく『秘密基地』のような蔵元である!と言います。今回初めてお邪魔した孝之さんの第一印象も、まさに驚きと感動の連続だったみたいです。
蔵元の敷地に入ると、よく言えば歴史ある木造の建物、正直に言うとかなり古びた建物が立ち並び、一体どこで酒を造っているのだろうかと思ってしまします。ところが、一歩足を中に踏み入れるとそこには驚きの光景がありました!!自分の理想の酒を追い求め、蔵の外観よりも酒造りにとって必要な設備投資に力を入れ、外観からは想像もできないようなハイテクな酒蔵になっています。
現在、信濃鶴さんでは、地元産の酒米『美山錦』100%で酒造りを行い、そのすべてが『純米酒』で、しかも精米歩合60%の吟醸酒クラスなんです。これだけでも物凄いことなんですが、北原さんはさらにお酒そのものの造り方や味わいを高めようと考えています。その一つが『麹造り』で、一番最初の工程でもある『洗米』から手を加え、全てを『吟醸麹』にするそうです。そして、この蔵元最大にして最強の設備が『サーマルタンク』で、個別に温度管理のできるタンクが、なんと!18基も・・・。この光景には誰もが言葉を失ってしまいます。(笑)そして、これからも進化の手を抜くことなく新たな計画を立てているそうです。
他にも、様々な最新の設備が所狭しと置かれていて、この(小さな)規模の蔵元で、こんな立派な醸造設備を備えているところは、そうそうありません。蔵の外観と中の設備とのギャップに、初めて訪れた孝之さんも、終始興奮しっぱなしでした(笑)今後さらなる酒質の向上が期待される信州駒ヶ根の秘密基地から、目が離せませんね・・・!
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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