店主の独り言

blog

2018.05.09
『サッポロガーデンパークに行ってきました！』

店主の独り言

蔵元訪問記

皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

昨日のブログでは、ニッカウヰスキーの余市工場訪問についてお話ししましたが、北海道を代表するお酒と言えば・・・そうサッポロビールを忘れてはいけませんね。今日は、札幌市内にあるサッポロガーデンパークについてお話ししたいと思います

この『サッポロガーデンパーク』には北海道遺産のレンガ建造物があり、北海道の開拓の歴史とビールの歴史はもちろんの事、名物のジンギスカンも食べられる『知る、食べる、遊ぶ、買う、くつろぐ』が揃ったテーマパークなんです。もちろん、サッポロビール工場直送の生ビールや札幌開拓使麦酒醸造所のオリジナルビール等、ここでしか味わ言えないビールを飲むことができます。

先ずは、サッポロビール博物館で『なぜ札幌にビール産業が興り発展したのか？』等、北海道開拓使からサッポロビールへと続く歴史や志について学ぶことにしました。限られた時間の中で膨大な資料を見ることはとても大変なので、ツアーガイド付きの有料『プレミアムツアー』に申し込みました。開拓使麦酒醸造所創設からの映画に始まり、最後にはツアー限定の『復刻札幌製麦酒』と『サッポロ黒ラベル生』の飲み比べまでできるので、初めて訪れる方にはお勧めのツアーですよ！大人500円はお得だと思いました(笑)

中でも印象的だったのが、見ごたえのあるプレミアムシアターで、ドラマ仕立ての内容はとても分かりやすく、一本のドキュメンタリー映画の様でした。そして上映が終わると同時にスクリーンが開いて、その当時に使っていた大きな煮沸窯が目の前に登場する演出に、参加者の方も感動していました！その後、展示物を観ながらガイドの方の説明を聞いたのですが、当時のビールは現在の貨幣価値にすると１本5,000円だったというのにはびっくりしました。

他にも、その当時、ビールは薬局で販売されていたことや、明治天皇陛下がその味わいを気に入られて12本もお替りしたことなど、ここでしか聞けない貴重な話を伺いました。最後に、美味しいビールの注ぎ方や飲み比べを行ってツアーは終了しました。『復刻札幌製麦酒』は色が濃くて苦みの強い味わいで、まさに良薬口に苦し・・と、言った感じです！

北海道の開拓の歴史とビールの歴史をしっかりと学んだあとは、食の勉強(笑）という事で、サッポロビール園、開拓使館内の大ホールでビールの仕込み窯を眺めながら本場『生ラムのジンギスカン』を頂きました！余りの美味しさに、少々飲み過ぎてしまったので、その後ガーデン内を散策しながら、夕食に備えて寛いでいました(笑)