店主の独り言

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2018.06.28
『名前に夏を謳うのは、もろ刃の剣ですね!』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です。ʅ(◔౪◔ )ʃ

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今日も、梅雨真っただ中とは思えないような強い日差しが降り注ぐ一日となり、ご来店いただくお客様の中には、真っ赤に日焼けしている方も見受けられます。こんなに暑いのならば、いっそのこと梅雨明けと言ってしまえば良いのでしょうが、本格的な梅雨明けまではもうしばらくかかりそうですね・・。

そこで今日は、せめて気分だけでも『夏』を味わって頂こうと思いまして、今年入荷してきた『夏酒』の中から、商品名やラベルに『夏』を謳ったものをご紹介したいと思います!日本酒の世界では、『冬の新酒しぼりたて』や『秋のひやおろし』のように季節感を感じさせるお酒が多いのは確かですが、近年では『春』や『夏』などの短い時期の季節感を演出した商品も多く見受けられるようになってきました。

今年は、『春』と『夏』を意識した商品が特に多く、私の店に入荷してきた『夏酒』だけでも30銘柄以上に上ります。その大半は、ブルーや透明瓶に詰められたものが多く、ラベルデザインも爽やかな色味の物やきらきらと光る素材の物が目立ちます。中でも印象的なのが、名前やラベルに『夏』の文字を入れた商品です!

『夏』を意識したお酒なので、夏の文字を書くことは当然と思われるかもしれませんが、夏を強調することで、季節感を演出する一方、夏を過ぎてしまうと一気に季節外れと思われてしまう恐れのある『もろ刃の剣』なんです。そんな危険と隣り合わせの事をしてまで夏酒を出した蔵元様に、ある意味潔ささえ感じます。

見るからに『ザ!夏』のラベルデザインの『天吹・大吟醸・夏色』は華やかな香りと後口のほのかな甘みが最高ですね。夏と言えば、お化けや妖怪、という事で、ゲゲゲの鬼太郎で知られる鳥取県境港の千代むすび酒造さんが造る『こなき・夏純米』は、後口の切れが抜群です。

そして、山形県からはお燗向きの酒やしっかりとした味わいのお酒を造るとこで知られる羽根田酒造さんの『俵雪・夏純米吟醸』、杉勇酒造さんの『杉勇・夏純』、鈴木酒造さんの『壽・夏吟醸』があり、この蔵元さんたちが敢えて『夏酒』に挑戦してきたことに敬意を表したいと思います。

梅雨明けまで待てない・・・!という方は是非、『夏』を謳ったお酒を飲んで一足早い夏を感じてみてはいかがでしょうか(笑)

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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