店主の独り言

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2018.11.02
『奉献酒って、どんなお酒?』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

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以前ブログの中で、熨斗紙の書き方について、『奉献』と『奉納』の違いについてお話しさせていただき、その後も沢山の方からご相談を受けるようになっています。そこで今日は、ご来店下さるお客様からご相談の多い『奉献酒』についてお話ししたいと思います!

ご来店下さるお客様の中には、『奉献酒』という銘柄のお酒が販売されていると思っている方もおり、『奉献酒をください!』と、来店される方が多いんです。ハウスメーカーや建設会社さんで家を建てる際に渡される資料の中には『奉献酒を準備してください』等と書かれていることが多いので、初めて見た方は『奉献酒』という名前の専用のお酒があるのだと思ってしまうみたいなんです。

『奉献酒』とは建物を建て始める前の『地鎮祭』に用いるお酒で、事務所や会社などの建物を建築するときに使う事が多く、個人の住宅では主に『上棟式』に使う『祝上棟』のお酒を用意するのが一般的でした。ところが、最近では、個人住宅でも『上棟式』をやらずに『地鎮祭』を行うところが多くなったようで、ご来店下さる方のほとんどが『奉献酒』をお買い求めになっています。

そんなわけで、『奉献酒』を探しに来られた方には、まず初めにご利用本数をお伺いします。一般的には一升瓶サイズで2本、お持ちになる方が多いのですが、個人の方は1本という場合もあります。続いて、ご予算をお伺いしています。地鎮祭で使うだけだから安いものでいいという方もいれば、最近ではせっかくなので飲んでも美味しいものの方が良いと、ご自分のお好きなお酒をお買いになる方も増えています。他にも、縁起の良い名前の付いたものを選ばれる方もいます。

そして、ご利用本数と予算が決まった後には、お持ち帰りの体裁をお伺いしています。お酒を箱に入れて包装してから『奉献』の熨斗紙を付けるのか、箱に入れずに2本を縛って、または1本のまま、瓶に直接熨斗紙を付けるのかをお伺いし、その後、お客様のお名前を印刷した熨斗紙を付けて完成となります!

と、ここまでいろいろとご説明してきましたが、読んだだけで理解するのはとても難しいと思います。ですので、『奉献酒を用意して下さい!』と言われた時には、お気軽にご相談下さい。他にも、お酒にまつわる様々なご相談もお受けしていますので、お気軽にお声をかけてください!

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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