店主の独り言

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2019.01.11
『薔薇の香りの芋焼酎とジン』

店主の独り言

お酒の学校・焼酎編

皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です。ʅ(◔౪◔ )ʃ

今日はちょっと変わったお酒をご紹介したいと思います！それは『薔薇の香り』が楽しめるお酒なんですが、人工的な香料ではなく、本物の『薔薇の花』を使って造ったお酒なので、バラ好きの方には是非体験してほしい逸品です。今回は、鹿児島県の蔵元から本格芋焼酎と国産ボタニカルジンの二種類の物をご紹介したいと思います。

まずは、まさに『薔薇の香水・・・？』と思ってしまうような華やかな香りの『Japanese GIN 和美人ダマスクローズ・45度』です！先日参加したウイスキーフェスティバルでその香りを嗅いだ時の衝撃は今でも脳裏に焼き付いています。実は、うちのみどりさんは薔薇の香りが大好きで、バラの香りのハンドクリームを愛用しており、その香りを思い出しました・・・(笑)

九州、鹿児島に由来する植物（ボタニカル）で造ったジンの原酒を、『ダマスクローズ』で造った『ローズ・ウォーター』でアルコール度数45％に加水したジンです｡『ダマスクローズ（学名：ロサ・ダマスケナ）』は、1867年以前に作出されたバラで､『バラの女王』も呼ばれる香り高い品種です。

そして、私も知らなかったのですが、鹿児島県の鹿屋市は薔薇の産地として有名なんだそうです！大人気芋焼酎『楔・くさび』で知られる『大海酒造』さんは、その鹿屋市にあります。2006年4月に日本一を誇れる『かのやばら園』が開園したのを機にバラを使った焼酎の開発が始まりました。丁寧に育てた香り高いバラ、ダマスク系『ロサ・ダマッセナ』と優良なサツマイモを使用し、バラ園園長と大海酒造の杜氏、二人の匠の技が融合して出来上がったバラの焼酎が『薔薇の贈りもの・25度』です。

『ロサ・ダマッセナ』は、最高級の香水の原料となる薔薇です。グラスからは清楚なバラの香りと穏やかな芋の風味が漂ってきます。口に含むと、柔らかい芋の甘味がすっと流れ込んできて、喉の奥に行くにつれ、旨みがふわっと広がり、すっと消えています。薔薇の造花がアレンジされたクリアケースがとっても綺麗です。薔薇好きの方へのプレゼントにもお勧めですよ～。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。