皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

3月に入ってからグッと気温が高くなり、いよいよ春めいた季節になってきました！日本酒の蔵元様でも今年の酒造りの最盛期を迎え、早いところでは最後の追い込みを迎え、続々と今年の搾りたて新酒が入荷してきています。特にこれからの季節は、お花見にもお勧めの軽やかな味わいのものや、可愛いらしいラベルの物が多く見受けられるようになってきます。

そこで今日は、数ある新酒の中から『春』や『花』をイメージしたお酒を取り上げてご紹介したいと思います。

まず初めにご紹介するのは、奈良県の梅乃宿酒造さんが造る『梅乃宿・純米吟醸～春の生酒～』です。春らしいパステルカラーのラベルがとても可愛らしく、見ているだけでも心がうウキウキとしてきます(笑)梅乃宿酒造と言うと、最近では梅酒やユズ酒が知られていますが、奈良の葛城山の麓で、1893（明治26）年に創業の老舗日本酒蔵元です。

今回の『春の生酒　純米吟醸』は、アルコール15％と低めの生酒で、優しい飲み心地と、ひかえめながら爽やかな果実の香りが楽しめます。お花見の季節、ゆっくり過ごす寛ぎの時間におすすめのお酒です。

続いてご紹介するのが、福岡県の池亀酒造さんが造る『池亀　Hana no Sake 純米吟醸』です。久留米藩の師範代で、剣の達人と言われた初代源蔵が、明治8年に筑後川のほとりに創業した酒蔵です。源蔵は、進取の精神に富んだ人物で、筑後川の水を使用した新しい醸造法を考案し、養成した杜氏を派遣して筑後地方の酒造りに貢献したそうです。

その精神は現在も引き継がれ、様々なタイプの日本酒や梅酒、焼酎などを生み出しています！今回ご紹介する『池亀　Hana no Sake 純米吟醸』はラベルに大きな桜の花を配したとっても華やかで可愛らしいデザインです！春を感じさせる華やかな香りとやさしい甘みは、春の山菜の苦みとよく合います。桜のお花見のお酒としても最適ですね。

最後は、春と言っても温かいお燗酒が恋しいこの時期にぴったりのお酒『羽前白梅・山廃純米吟醸2013』です。梅の花がトレードマークのこの酒は、常温からぬる燗でいただくことで、お酒の持つ柔らかな旨味とコクを楽しむことができます。梅の花はこれから見ごろ迎えますので、合わせてお楽しみください！

今日は、春や花に因んだお酒をご紹介させていただきましたが、春の酒はまだまだ始まったばかり、これから順次ご紹介させていただきたいと思います。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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