店主の独り言

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2019.06.26
『愛知県から山﨑さんにお越しいただきました』

店主の独り言

お酒の学校・日本酒編

皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

昨日一昨日（きのうおととい）の月曜日に、愛知県の蔵元『山﨑合資会社』の山﨑専務にご来店いただきましたので、今日は山﨑さんについてお話ししたいと思います。ちなみに、一昨日（おととい）の事を言う時に水戸では、『きのうおととい』と言うのですが、どうも方言らしいですね～(笑)

話は戻りますが、山﨑さんの代表銘柄『奥（おく）』や『山﨑醸（やまざきかもし）』は当店でも沢山の方に愛される人気銘柄です。今から約16年前に、先代の社長が先を見据えた新しいブランドとして生み出しました。社長と私とは歳も近いという事もあり、すぐに意気投合して当店でも一押しの商品として育ててきました。

その社長も今から３年前に若くしてこの世を去り、現在は従兄弟にあたる山﨑専務が先代社長の遺志を継ぎ蔵の陣頭指揮をとっています。当店では現在、奥７種類、山﨑醸2種類、出品酒『幻々』の計10種類の山﨑さんのお酒が並んでいます。ちなみに、『蔵元座談会』の記念すべき最初のゲスト蔵元が先代の山﨑社長なんです。

代表銘柄『奥』のラインナップは、定番の『奥・純米吟醸』を筆頭に、季節限定の夏バージョン『奥・夏吟醸』、『奥・かすみ吟醸』そして『奥・純米吟醸スパークリング』があります。華やかな香りと力強いコクを持ちながらも、キレの後口が感じられる『奥』のコンセプトを遺憾なく発揮しています。

そして、先代社長の遊び心から生まれた『超限定品』が、『奥・熟成生酒2016』と『奥・ヴィンテージ2015』で、『奥』が持つ未知の力を引き出した逸品となっています。その芳醇な旨味と上品な味わいは癖になる美味しさです。さらに、温めても美味しく飲めないか・・？と試行錯誤の末に誕生したのが、『奥・十年低温熟成』で、お燗酒コンテストでも高い評価を得ています。

他にも、先代社長の未来への想いが込められた『山﨑醸（やまざきかもし）シリーズ』には、深紅の蝶々が描かれた『山﨑醸・夢吟香・ドリーム』があります。海を渡る蝶として知られる『アサギマダラ』のように、各地に広まって欲しいという願いが込められた逸品です。鑑評会出品酒『幻々（げんげん）』は、1.8L　52本しか生産されない超限定品ですが、一度は味わって頂きたいお酒です。

今後とも、『奥』『山﨑醸』ともども、山﨑さんの醸すお酒をよろしくお願いいたします。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。