店主の独り言

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2019.07.01
『7種類の伊予賀儀屋がそろい踏み』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

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今日は、2017年7月にお付き合いが始まり、今月で二年目に入る愛媛県の成龍(せいりょう)酒造さんについてお話ししたいと思います。現在は、3人の若き蔵人たちの想いが詰まった、夏を彩るの季節限定品『カギヤ・ザ・ロック』と『花火ラベル』を含めた7種類のお酒が揃っています。

『賀儀屋』の愛称で呼ばれることの多いこの銘柄を造っているのは、四国の愛媛県にある成龍酒造さんという蔵元さんで、その歴史は古くは1877年創業にさかのぼります。私の店ではそれまで四国の蔵元様とのお付き合いが無く、『伊予賀儀屋』が初めての四国の蔵元さんでした。このご縁を繋いでくれたのが、以前ブログでもご紹介させて頂いた『伊吹いりこのめんつゆ』を造っている三星食品の桑村さんなんです。物つくりに妥協を許さない彼が太鼓判を押すくらいの蔵元なので、私からも是非にとお願いさせて頂いたのが始まりです。

ご紹介下さった桑村さんもイケメンなんですが、成龍酒造の首藤(すとう)さんも負けず劣らずのカッコ良い好青年です(笑)蔵元の歴史や現在のお酒造りの事、自分たちの考え方やこれから蔵が向かっていく方向性など、色々とお話を伺わせていただき、自分たちの立ち位置をしっかりと持った蔵元さんだと感じました。蔵元のパンフレットに書かれた『酒は夢と心で造るもの』と言う言葉からも、酒造りにかける熱い想いが伝わってきます。

私が新しい蔵元様とお付き合いを始めるときには『親戚のような末永いお付き合いをしよう』と常々思っています。お酒は人が造る物、その人、その土地だからこそ生み出せる味わいがあり、その為にも酒造りにかける想いや考えが、ぶれない人であることがとても大切だと思っています。

『伊予賀儀屋』のお酒を一言で表現するとしたら、『究極の食中酒』という言葉がぴったり来ます。色鮮やかな今風のラベルから想像する華やかな香りは無く、お酒だけで飲むとどこか無骨なイメージの味わいですが、食事と合わせることでお酒の旨味が引き出されてきます。

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軽やかな味わいの夏酒が多い中、あえてオンザロックでガツンとした呑み応えを楽しむ『カギヤ・ザ・ロック』や、夏の夕暮れに火照った身体を優しく癒してくれるまろやかな味わいの『花火ラベル』は、まさに蔵元が思い浮かべる食中酒を表現した逸品です。

今後とも、成龍酒造さんが醸す『伊予賀儀屋』を末永くよろしくお願いいたします。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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