店主の独り言

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2019.07.13
『長期熟成で生まれる麦焼酎の多彩な味わい』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です。ʅ(◔౪◔ )ʃ

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今日から三連休という方も多いと思いますが、お天気が今一つはっきりとしませんね・・、我が家のゴーヤーも今年は生育が悪く、早く夏の太陽が欲しくなってしまう今日この頃です。ところで、皆さんは、麦焼酎にはどのようなイメージをお持ちでしょうか?スッキリとした軽やかな飲み口で、サッパリとした味わいをイメージするかもしれませんが、熟成させることで多彩な味わいが醸し出されます。

そこで今日は、『長期熟成麦焼酎』についてお話ししたいと思います。本格焼酎の中でも長期熟成する事で旨味が増して美味しくなるものとしては、麦や米、蕎麦、などがあげられますが、中でも、麦焼酎は長期熟成させることで様々な香りや味わいを醸し出してくれる未知の力を秘めています。

まず初めに、麦焼酎発祥の地として知られる『壱岐の島』から二つの蔵元さんをご紹介させていただきます。『本格派の熟成焼酎の蔵元』の異名をとる天の川酒造さんは、麦の香りと味わいがしっかりとお酒に残る常圧蒸留にこだわり、タンクや樽などを駆使し、様々な味わいの焼酎を生み出しています。その象徴的なお酒が、19年熟成の麦焼酎『しめの尾2000年25度』です。柔らかなコクと旨味が広がる、飲むほどにクセになる味わいです。

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続いて、シェリー樽5年熟成の麦焼酎『無一物(むいちぶつ)』で知られる壱岐の蔵酒造さんからは、甕壺にて11年熟成させた逸品『Acacia2007年(アカシア)40度』をご紹介します。甕壺にて長期間熟成させたことで、アカシアの花の蜜のような香りがすることから名付けられた逸品です。お湯で割ることで、その上品な甘みをより一層感じることができます。

そして、最後にご紹介するのは、大分県の常徳屋酒造さんの『道中・原酒43度』です。地元で栽培されたはだか麦『宇佐ぼうず』を使って醸した原酒を、2年から3年間熟成させた逸品です。とろりとしたコクと甘香ばしい香りが口の中に広がる贅沢な逸品です。あまりの口当たりの良さからついつい飲み過ぎてしまうので、お気を付けください(笑)

今日は、長期熟成させた麦焼酎をご紹介させていただきました!さっぱりとした麦焼酎も良いですが、こんなにも奥深い旨味があるんだぁ~という事を感じて頂ければ幸いです。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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