皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

先日の新潟山形地震で甚大な被害を受け、未だ復興の途中にある山形県鶴岡の『羽根田酒造』さんから、秋の『ひやおろし』が入荷してきたのでご紹介したいと思います。

鶴岡市内の大山地区と言われる、古くから酒蔵が集まる地域の中で、一番小さな蔵元が本日ご紹介する『羽根田酒造』さんで、代表銘柄『羽前白梅』は、お燗酒好きの間ではとても人気の高い銘柄なんです。その『羽前白梅』の中で、季節に合わせて出荷されているのが『俵雪』という銘柄です。

数年前に息子さんが蔵に戻ってからは、様々な取り組みを行っており、今年の夏には、夏に味わう『純米吟醸にごり』を出したり、季節限定の俵雪シリーズとしては初となる『夏バージョン』を発売するなど、新商品に加えて、新しい米を使った酒造りに取り組んでいます。

また、今年７月に水戸で開催されたお燗酒のイベントにも参加するなど、全国の日本酒イベントにも精力的に参加して活動しています。

そして、今回発売された『俵雪・ひやおろし』は、ナント！お米違いで三種類の『俵雪』が登場しました。しかも、同じデザインのラベルで、ラベルの端にお米の名前が書いてありますが、ぱっと見にはどれも同じお酒に見えてしまいます。まさに、酒屋泣かせ・・・、のお酒です。それでも、お燗酒のイベントで同席した孝之さんの一言で、すべて取り揃えることにしました！

それでは、それぞれの特徴を簡単にご紹介したいと思います！まず初めに、向かって左手の物は、『山形100号（出羽きらり）＆山田錦』で醸したもので、例年も登場しているものになります。続いて、コシヒカリをしのぐとも言われる美味しさから人気が高い山形県を代表する食用米『つや姫』100％で醸した物です。近年、食用米でお酒を造る蔵元が増えており、このお酒も気になるところですね。

最後に、平成30年に本格デビューした山形県の新しい食用米『雪若丸』で醸したお酒で、この米は『つや姫』の弟分として、とても注目されています。これだけでは、一体どんな味わいなのか、さっぱりわかりませんよね～(笑)。そんなわけで、今回の『俵雪・ひやおろし』三兄弟は、是非、飲み比べをお勧めいたします。羽根田酒造の新しい試みを応援してください！

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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