皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

今日は、茨城県結城市にある『武勇』さんから、新たなるチャレンジのお酒が登場したのでご紹介したいと思います！武勇さんは、ご存知の方も多いと思いますが、代表銘柄『武勇』の他にも、数年前から生酛造り等、酒造りに特化したブランド『武勇酒蔵』を立ち上げています。

そんな蔵元が、新たなるチャレンジとして造ったのが、本日ご紹介する『ちちんぷいぷい』というお酒です。『ちちんぷいぷい』とは、皆さん一度は聞いたことがあると思いますが、子供が痛がった時になでたりさすったりするときのおまじないの言葉です。ちちんぷいぷいの後に『痛いの痛いの飛んでいけ～』と続きますね。でも、このお酒を飲んでも痛みが消えませんので、お間違えの無いように(笑)

その昔、江戸時代に春日局が家光をあやす際『知仁武勇は御代の御宝』と言ってなだめたそうです。その『知仁武勇（ちじんぶゆう）』が『ちちんぷいぷい』の語源になったという説があり、このお酒のラベルにしたそうです。この『知仁武勇は御代の御宝』は「知恵とやさしさと勇気に満ちあふれたあなたは、この世の宝なのだから、どうぞ泣かないでおくれ」という意味だそうです。

その気になる中身は、伝統的な『酵母無添加生酛造り』のお酒です。武勇さんは、生酛での酒造りはすでに行っていますが、酵母を加えないで酒を造るという現代の酒造りでは考えられない製法で造ったお酒です。そのままで味わうとほのかな甘みと優しい飲み口が感じられますが、少し温めることでその味わいはさらに芳醇さを増してきます。まさに、心を癒してくれる味わいのお酒です(笑)

また、合わせて入荷してきたのが『武勇・純米吟醸・黒ラベル直汲瓶火入』という商品です。今までは海外向けの商品でしたが、香りと味わいのバランスがとてもよく、多方面からの要望により国内でも販売することになったそうです。四合瓶（720ｍｌ）サイズのみとなっていますが、こちらも是非、味わって頂きたい一本です！

今日は、武勇さんの新作二銘柄をご紹介させて頂きました。是非、蔵元渾身の一滴をご賞味ください。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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