店主の独り言

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2020.04.01
『切り絵シリーズスタートは、FLOWER(フラワー)から』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ

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水戸では、梅の花が終わる頃には桜の花が咲き始め、千波湖周辺は梅の白から桜のピンクへと一気に色が変わり、春爛漫の季節へと移っていきます。今年はそのスピードが速く、すでに満開の所も見受けられますが、今日のような天気ではお花見どころではありませんね。

そんな季節の移ろいをラベルと味わいで表現したお酒『賀儀屋・新風純米FLOWERおりがらみ生』が、愛媛県の成龍酒造さんから届きましたので、ご紹介したいと思います。『お酒を心から楽しんでもらいたい!』という造り手の想いから生まれたこの酒は、目に病気を抱えた切り絵作家『塩崎剛さん』の作品をラベルに使い、四季ごとに4種類のお酒を出荷しています。

同じ醪のお酒を、春の『flower(フラワー)』に始まり、夏の『Hanabi(花火)』、秋の『Tukimi(月見)』、そして冬の『Orion(オリオン)』という風に、切り絵のラベルに合わせて、『おりがらみ』にしたり、加水したり、火入れするなどして、その季節ごとの味わいを表現しています。

そして、生命の誕生や希望の季節と言われる春をイメージして登場してきたのが、本日ご紹介する『賀儀屋・新風純米FLOWERおりがらみ生』なんです!『心の紙切り』と呼ばれる塩崎剛さんの代表作『はなごころ』をラベル前面にあしらったこの酒は、愛媛県産『しずく媛』と愛媛酵母『EK-1』で醸した純米酒の搾りたてを、おりがらみの状態で瓶詰めした躍動感あふれる味わいのお酒です。

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今年は昨年の物よりもさらに上品な旨味と柔らかな酸味とのバランスを重視して造ったそうです。うっすらと霞のかかった見た目から立ち上る心地よい香り、一口含んだ瞬間に広がる旨味と酸味の絶妙のハーモニー、それでいてキレのあるスッキリとした後口・・・、まさに究極の食中酒を目指す蔵元ならでは逸品です!

春の息吹が感じられる『賀儀屋・FLOWER』を飲んで、お花見気分を楽しんでみてはいかがでしょうか?

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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