皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

今日は、最近になって目にすることが多くなってきた『高濃度アルコール』についてお話ししたいと思います。水戸では、水府自慢10号シリーズで知られる明利酒類さんがいち早く『メイリ・ウォッカ65』という、アルコール度数が65％の商品を発売しています。

その名前のように、普通に飲用できる『ウォッカ』として発売されたものではありますが、実際の所は、ほとんどの人が消毒用エタノールの代用品として購入されています。全国の蔵元からも、続々と高濃度アルコールが発売され、私の店にもたくさんの案内が届くようになってきました。

その背景には、４月22日に厚生労働省が『新型コロナウイルス感染症の発生に伴う高濃度エタノール製品の仕様について』の事務連絡文書にて、アルコール度数が60度台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる、と発表したことから、手指消毒用のエタノールの代替品として高濃度アルコール製品を製造・販売する酒類メーカーが増えていることがあります。

このような動きに対して、酒類販売店など扱う側の知識や責任も大切になってきたと感じています。当店では『メイリ・ウォッカ65』を取り扱っていますが、お客様に販売する際には、使用上の注意点等を丁寧に説明しながらお渡しするようにしています。

例えば、火の近くでの使用は控えること、保管する際には直射日光の当たる場所や温度の高くなるところには置かないこと。また、別の容器に詰め替える際には、容器は高濃度アルコールに耐えうるものであること、直接肌に吹きかける際には、肌荒れ予防の為にハンドクリーム等を使用した方が良い等、知りうる限りの情報をお伝えするようにしています。

未だ、新型コロナウイルス感染の収束が見えないところですが、私も酒屋としてできる範囲で皆様のお役に立てるよう頑張りたいと思います。

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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