皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

今日は梅雨のような蒸し暑い陽気となっていますが、今年の夏酒が続々と入荷してきています。夏はまだまだ先と思われるかもしれませんが、日本酒の世界は季節の移ろいがとっても早く、本当の夏(笑)には秋のひやおろしの時期になってしまっていたりします！

それが良いかどうかはともかくとして・・・・今日は、入荷してきた夏酒の中から、地域もバラバラ、原料米もバラバラの個性あふれる夏酒をご紹介させていただきます。

まず初めにご紹介するのは、山形県の杉勇酒造さんが造る『杉勇・夏純』です。山形県産の『出羽の里』100％で醸したお酒で、精米歩合70％の純米酒に、精米歩合55％の特別純米をブレンドした逸品です。上品な甘みとスッキリとした飲み口が楽しめます。冷やはもちろん、ぬる燗でもお楽しみいただけます。

続いて、来福酒造さんからは、二種類の花酵母で醸した夏酒が登場しました。『来福・純米吟醸・夏の酒』は、兵庫県産の『渡船』で醸したお酒（シャクナゲ酵母）で、スッキリとした甘みとキレの良い後口が楽しめます。『来福・純米吟醸ハイビスカス』は、ハワイアンチックな可愛らしい見た目とは裏腹に、強力（ごうりき）米で醸した辛口、ガツン系のお酒です。

続いて、静岡県の志太泉酒造さんの『志太泉・純米吟醸・夏酒』は水玉模様のPOPなラベルが印象的です。兵庫県産山田錦を使用。メロンを思わせる香りで、爽やかな辛口です。夏野菜やお刺身、お寿司など、お料理と合わせて、お召し上がりください。お酒がよりお料理を美味しくし、またお料理によりお酒がさらに美味しく飲めます。

最後にご紹介するのは、鳥取県の千代むすび酒造さんが造る新作『千代むすび・純米吟醸・夏酒・無濾過生原酒生』です。原料米の『鳥系105号』は、鳥取県を代表する酒米『強力2号』の突然変異から自然雑種を経て誕生した、強力の血を引き継ぐ鳥取県オリジナルの品種です。控えめな甘さで、スッキリとしたのど超しは夏の暑い日にぴったりのうす濁りです。冷たくして、またはオンザロックでお楽しみいただけます。

今日は、全国津々浦々から原料米の違う個性豊かなお酒をご紹介させていただきました。様々な夏をお楽しみください！

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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