皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

今日は、梅雨の季節のジメジメとした蒸し暑さを吹き飛ばしてくれそうなお酒をご紹介したいと思います。

本日ご紹介するのは、茨城県の結城市にある武勇さんが造る一風変わった二種類のお酒です。数年前から、『武勇酒蔵』等、新しいブランドを立ち上げるなど、様々な味わいのお酒造りにも精力的に取り組む酒造り集団です。

そんな彼らが、蒸し暑い時期にもさっぱりと飲んでいただけるようにと造ったのが、茨城県産酒造好適米『ひたち錦』と『白麹』で醸した『武勇・特別純米生原酒・白麹』です！飲むほどに、甘酸っぱさが癖になるクエン酸由来の酸味が特徴的で、甘酸っぱいジューシーさが楽しめます。キリッと冷やしてフルーツやスイーツ、アイスやチーズ等、とのマリアージュをお楽しみください。

続いてご紹介するのは、昨年も発売し話題となった、『酵母無添加生酛造り』のお酒『武勇・智仁武勇（ちちんぷいぷい）』の無濾過生原酒バージョンです。酵母を加えないで酒を造るという現代の酒造りでは考えられない製法で造ったお酒です。そのままで味わうとほのかな甘みと優しい飲み口が感じられますが、少し温めることでその味わいはさらに芳醇さを増してきます。まさに、心を癒してくれる味わいのお酒です(笑)

因みに、酒名の『ちちんぷいぷい』は、皆さん一度は聞いたことがあると思いますが、子供が痛がった時になでたりさすったりするときのおまじないの言葉です。その昔、江戸時代に春日局が家光をあやす際『知仁武勇は御代の御宝』と言ってなだめたそうです。この『知仁武勇は御代の御宝』は「知恵とやさしさと勇気に満ちあふれたあなたは、この世の宝なのだから、どうぞ泣かないでおくれ」という意味だそうです。

その『知仁武勇（ちじんぶゆう）』が『ちちんぷいぷい』の語源になったという説があり、このお酒のラベルにしたそうです。それから、ちちんぷいぷいの後に『痛いの痛いの飛んでいけ～』と続きますね。でも、このお酒を飲んでも痛みが消えませんので、お間違えの無いように(笑)
6月入荷分の『武勇・智仁武勇（ちちんぷいぷい）』は現在完売しておりますが、７月に再入荷してきますので、もうお待ちください。
今日は、武勇さんの新作二銘柄をご紹介させて頂きました。是非、蔵元渾身の一滴をご賞味ください。

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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