皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

今日は、琥珀色の魅惑的な香りが特徴的な樫樽熟成の芋焼酎を二つご紹介したいと思います。樽で熟成させたお酒ではウイスキーやブランデーが思い浮かぶと思いますが、本格焼酎の中にも樽で熟成させた商品があります。

ブログの中で何度かご紹介させていただいたシェリー樽熟成の麦焼酎『無一物（むいちぶつ）』は、樽熟成焼酎の走りの商品なんですよ。麦焼酎を樽で熟成させるとウイスキーのような雰囲気になりますが、芋焼酎を樽で熟成させるとブランデーのような味わいになるから不思議ですよね・・。

まず初めにご紹介するのは、宮崎県串間市にある寿海酒造が造る『がんこ焼酎屋』です。
契約農家の赤芋(ベニサツマ/新地福蔵氏が栽培)と黒麹で醸した原酒を樫樽で熟成させた逸品です。甘みの強い赤芋と黒麹が醸しだす濃厚な味わいと、樫樽貯蔵の芳醇な香りが楽しめる新境地の本格芋焼酎です。アルコール度数が27度と通常の焼酎よりも少しだけ高めですが、それがまた甘みをより一層際立たせています。

おすすめの飲み方は、お酒本来のコクと甘みを楽しむのならばストレートやオンザロックです。最近人気の炭酸割にすると華やかな香りが広がります。また、これからの季節は、お湯割りもいいですね~。樽の芳醇な香りと芋の上品なコクが楽しめます。

続いてご紹介するのは、芋焼酎『もぐら』や麦焼酎『黒さそり』で知られる鹿児島県のさつま無双さんから、一年に二回だけ数量限定で出荷される樽熟成芋焼酎『悪魔の抱擁』です。なんともおどろおどろしい名前ですが、この旨さを表現するにぴったりのネーミングです。

上品なシャンパンゴールドの液体からは、ブランデーやレーズンを想わせる上品な甘い香りが広がります。一口含むと、芋の豊かな味わいを残しながら樽熟成ならではの、芳醇な香味が加わり、妖艶にしてゴージャスな味わいが楽しめます。

裏ラベルには、次のような文章が書かれているので、こちらも是非ご覧になってください。『 この焼酎を飲みはじめて、いったいどれだけ時が過ぎたのだろうか。 それにしてもうまい酒だ。 その甘美な魅惑は、古き巴里によせるオマージュ。 その女性的イメージは、私を誘うセイレーン。 まるで、なにか怪しき存在に抱かれるような官能的幻想に包まれつつ、私は魂まで・・・』

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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