- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ
明日9月9日は『重陽の節句』です。長野県の酒蔵では、この日を『ひやおろし』の解禁日としているため、当店でも前もって入荷していたお酒をこの日に合わせて店内の日本酒冷蔵に並べます。発売解禁日が決まっているなんて、まるで、フランスのボージョレ・ヌーヴォのようですが、旬の初物を楽しむ日本人にとっては、とても良い企画だと思います。
現在、私の店では5軒の蔵元様とお付き合いしていますが、その中から伊那市の宮島酒店さんが造る『信濃錦』と、辰野町の小野酒造店が造る『夜明け前』の『ひやおろし』をご紹介したいと思います!
1995年のお取引開始以来、長年にわたって公私ともに親交の深い『信濃錦』蔵元『宮島酒店さん』では、当時小さかった娘さんが今では蔵に入って一緒に働いているそうで、月日の経過の速さを実感しています(笑)。
宮島酒店さんの代表銘柄と言えば『信濃錦』と『斬九郎』ですが、その原材料は地元産の契約栽培米『美山錦』を使っています。ここまでの道のりは、決して容易いではなく、やっと、ここまで来たのか・・・と、私も感慨深く、長年の苦労が今日の『信濃錦』の味わいを醸し出していると言っても過言ではありません。その代表的な味わいが『信濃錦・純米吟醸 れとろらべる』です。華やかな香りと柔らかな酸味が、コクと旨味を醸し出している逸品です。春の生酒とは一味違う円熟した旨さをお楽しみください!
『斬九郎』は、現在の社長『宮島敏さん』が究極の食中酒を目指して立ち上げた新ブランドです!食前酒の一杯から食後酒まで、日本酒を楽しんで頂きたいという思いから造ったのが、この『斬九郎シリーズ』です。白いラベルの『斬九郎・特別純米ひやおろし』は、キレのある飲み口と上品な旨味がバランスよく楽しめる逸品です。
続いてご紹介するのは、長野県で最初にお取引を始めた蔵元で、当店でも根強い人気を持つ小野酒造店さんが造る『夜明け前・純米吟醸・生一本ひやおろし』です。兵庫県下東条地区の『山田錦特等米(精米歩合55%)』で醸した、蔵の代表銘柄『純米吟醸・生一本』を、冷涼な蔵内で半年間熟成させた秋限定のお酒です。熟した白桃を思わせる芳醇な甘く優しい香りと程よいコクを味わえる逸品です。
今日は、信州の『ひやおろし』をご紹介させていただきました。『重陽の節句』は、菊を用いて不老長寿を願うことから別名『菊の節句』とも言われ、お酒に菊の花びらを浮かべて楽しむという粋な飲み方があります。旬の味覚とともに信州の秋の味わいをお楽しみください。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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