皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

10月になっても『ひやおろし』の入荷ラッシュが止まりません！そんな中、熱狂的なファンが多い『ロ万シリーズ』の最後を飾る『しもふりロ万』が入荷してきましたのでご紹介したいと思います。

『ロ万シリーズ』とは、福島県の南会津にある花泉酒造さんが造る純米吟醸クラス以上のお酒で、12月の新酒の時期に発売される『ゼロマン』から始まり、『一ロ万（ひとろまん）』、『花見ロ万』、『七ロ万』等と、季節に合わせて様々な味わいのお酒が出荷されています。

この多彩な『ロ万シリーズ』の中でも特に人気の高いのが、春に出てくる『ロ万・かすみ生原酒』と、今回入荷してきた『しもふりロ万』なんです！実は、この『ロ万・かすみ生原酒』と、『しもふりロ万』は、生まれた時は同じお酒なんですよ。

うすにごりのこの2つのお酒は、出荷時期に合わせてそれぞれ別々の貯蔵管理が行われ、春の『かすみ生原酒』は、プチプチとした清涼感と柔らかな甘みがあります。一方、一度火入れを行い熟成させた『しもふりロ万』は、とろりとしたまろやかな舌触りと、上品な甘みが楽しめます。因みに、この『しもふりロ万』という名前は、霜が降りた様を表現して名付けられています。

『しもふりロ万』にばかり気をとられていましたが、ロマンシリーズの『ひやおろしバージョン』でもある『十ロ万（とろまん）』を忘れてはいけません！軽やかな飲み口の多いロ万シリーズですが、しっかりとしたコクと旨味を持ち合わせているのが、この『十ロ万（とろまん）』なんです。こちらも人気のあるお酒です。

うっすらと滓の絡んだ『しもふりロ万』は、上品な甘みがあって口当たりはまろやかで、後味は綺麗にスッとひいていきます。一方の『十ロ万』は、芳醇なコクと甘味が口の中に広がり、余韻の長い旨味がいつまでも続きます。同じ季節に出てくる『しもふりロ万』と『十ロ万』ですが、貴方はどちらがお好みですか？他にも、うつくしま煌酵母で醸した『花泉・特別純米酒』や、昨年登場した『花泉・純米大吟醸100周年記念酒』も合わせて入荷してきましたので、旬の味覚とともにお楽しみください。

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

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